4年前に手に入れたBuffaloのLS-CH500LのHDDが不調らしく、REGZAで録画も再生もできなくなってしまったということで、AmazonでWDの2TBのHDDを急いで買った。
元々特にエラーらしい表示はなかったんだけど、LS-CHLのファームを1.70に更新したところ、HDDエラーを示すE30が点滅するようになったのと、NetGearのRN102に入れてもSATAのエラーが出るんで、これはHDDの寿命ってことで確定だろう。SMARTの情報が見られれば、もっとはっきりするんだろうけど。
早速分解してHDDを交換し、ネットで交換方法を見ながら操作してみたところ、FUNCTIONボタンが全く押せている気がしない。
組み立て方を間違って、ボタンが基板上のスイッチにあたっていないのかな?と、再度バラしてみたところ、基板上のSW2と書かれているところにスイッチらしいものが無い。いや、スイッチはあるんだけど、押されるはずのボタンがない。よーく見てみると、根本から消えてなくなっている模様。。。
ちょっと作業を雑にやってしまったせいで、本来HDDの交換だけでよかったはずが、
あろうことか、基板そのものを破損させてしまったようだ。
このボタンが押せないと、HDD交換後にtftpで起動させることができないんで、完全に救えないことになってしまった。所詮はスイッチなんで、導線をハンダ付けできれば、スイッチがなくてもどうにかなるとは思うんだけど、そこまでの労力をかけるきにもなれず、大急ぎでオークションでBuffaloのLS-300GLの抜け殻みたいなのをゲット。世代的にはLS-CH500Lより古くなっちゃうんで、なんか微妙だな。電源内蔵なのはいいんだけど、コンデンサの膨張で起動しなくなるっていう故障が多いみたいで、あらかじめ予備のコンデンサがあったほうがいいらしい。
そんなわけで、2TBのNASを作るのに12,000円近くかけてしまうという、新品が買えてしまう全く無意味な結末になってしまった。NASは基本、HDDを自分で用意するタイプが安心だわな。じゃないと、HDDが死んだときにホント面倒なことになるんで。
その前に、今のREGZA Z2000をあと何年使うのか?ってことのほうが先か。消費電力もデカいし、分厚くて重たいし、録画するにしてもUSB接続のHDDじゃなくてNASじゃないと録画できないって不便極まりないんで。
で、届いたLS-300GLの電源も入れずに即バラし、HDDを2TBのに交換。元のHDDはサムソンの300GB。
バラすには、底のネジを2本、背面の、ファンじゃないほうの長いネジを1本はずして、サイドパネルを下に向かってずらすとカバーが取れる。あとは、HDDを固定している鉄板の板を4本外すとこうなる。
- nas-hilfe.deのサイトから、LS-GLのTFTP Boot RecoveryをダウンロードしてPCに解凍。
- PCのNICのIPアドレスを192.168.11.1に設定して、NASを直接接続するか、同じハブに接続する。
- このとき、同じLANにルーターのDHCPサーバーがあったりすると、LS-GLが再起動したときにアドレスを取ってきちゃうんで、なるべくなら直接つないだほうが簡単。
- tftp boot.exeを起動してから、LS-GLの電源を入れ、ビープ音が鳴ってtftpでブート用のイメージを2回ダウンロードしているのが画面に見えるはず。
- あとは、勝手に再起動されて、何事もなかったかのようになるんだけど、
- そしたら、buffaloのサイトからダウンロードしてきた最新のファームのアップデーターを起動し、LS-GLが検出されたら、適当にOKをクリックしていってHDDのフォーマットと新しいファームの転送・更新が終わって完了、と。
この間およそ10分弱。すぐに終わる。
あとは、古いNASからコピーしておいた録画データを共有フォルダに戻すだけ。ただし、700GBコピーするのに18時間かかるとか。そもそも、使っているハブが100baseだからなんだけど。
古い筐体は、もったいないけど燃えないごみにするしかないね。。。
で、18時間かけて録画データをコピーし終わってから、REGZAのLAN HDD端子につないで再生できるかどうか確認してみたところ、ファイルがあることは認識されているものの「再生できません」という素っ気ないエラーで終了~と相成りました。
結局、Z2000の場合、移動させた録画データは見られないってことなんだろな。NASの名前が合わせられていないとだめなのか、NASのMACアドレスが同じじゃないといけないのかはわからないけど。
古い録画データは捨てることで割り切れるけど、今度はまた別の問題が。
LS-GLをZ2000のLAN HDD端子に直接接続して認識させたんだけど、REGZAの電源を切ると当然LAN端子のLINKが無くなるわけで、そうすると、NAS側が切断されたと思ってしまうのか、予約録画が動かなくなってしまう。BuffaloのサイトのFAQでは、ファームウェアを最新にして、かつ、ハブをかませて接続すると切断されることがなくなるという対処方法が出ていて、要はREGZAのLAN端子が休みに入ってしまったときに、間に入って通電し続けるものがいないとダメってことなんだろね。
言いたいことはわかるけど、おかしな話だな。LS-CHはこんな問題もなくLAN HDD端子でずーっと動いてくれてたから、このNASは優秀だったってことなんだろう。ボタンを壊してもったいないことをした。。。
ということで、その対処として、テレビの下においてある、ゲーム機をつなぐためのハブにREGZAとNASをつないでNASを認識させなおしてるんだけど、REGZAからインターネットに通信されるのも気持ち悪いんで、RT58iのファイヤーウォールでREGZAからWAN側にアクセスできないようにブロックした。やっぱ、録画するHDDは、テレビに内蔵するか、USB HDDをそのままつなげるタイプがいいよ。面倒すぎる。
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