実はここ数日、いかにして高性能なノートを安く手に入れるかばかりを考えてる。
いや、「いた」が正しいかな。
条件は決まっていて、
- CPUのFSBは800MHz以上(CPUの速度自体は特に問わない)
- 画面の解像度はWXGA以上で液晶パネルのサイズは15インチ以上
- グラフィックはGeForce 8600MGT256MB以上
といったところ。
この条件でリストアップした中から昨日もヤフオクで競ってみたりしたんだけど、MSIのGX700に74,000円まで入札してみたものの勝てそうな気がせず、次に安く済みそうなCompalのJFL92(ドスパラのPrime Note Garellia IX)に心が傾きかけていた。でも、Compalの製品の評価を読むと、キーボードがたわむとか、質感がプラスチッキーだとか、なーんにもいいことが書かれていないし、そんなのに何だかんだと7万円以上を投資するのもどうかと。。。
そんなときに何気に為替レートを眺めていたら、また微妙に円が値上がりしていて90円台になってるじゃないですか。試しに、PayPalの通貨レート計算ツールで換算してみると、1ドルが88.3円の計算になってる。ということは、PayPalで払うと$1が90円そこそこで済んじゃうわけだ。
そこで、上の条件に合いそうなノートPC、ゲーム向けでグラフィックが高速で、かつ、グラフィックコントローラが8600M GTだとしてもメモリがGDDR2じゃなくてGDDR3を使っている上位クラスのものを探してみたところ、GeForce 8700Mというチップがあったことを今更ながらに知った(さらに8800M GTXなんてのもあるのね)。そのコントローラとGDDR3のメモリを積んだノートでeBayを物色してみたところ、東芝のSatellite X205というシリーズが浮上(日本だとSatellite WXWに近い)。メーカー再生品で$675。日本までの送料が$120と異様に高いのは気になるものの、合計$795を今のレートで計算してみると70,200円くらい。
昨日競ったGX700よりも高速なのに、海外から買っても安い!
もう買わない理由は無い!
ということでBuy Nowボタンをクリック!!そのままPayPalで支払い完了!がしかし、実際に支払ってみたら、手数料を取られているのかどうなのかよくわからないけど、換算レートが93円になっていて、総支払額は73,000円を超えた、、、はて?まぁ、それでも3年以上使うことを考えたら安いんだけど。
さて、このSatellite X205-S9349というノート、見ての通りテンキーが付いててデカい。液晶も17インチ。東芝といえば昔からHarman Kardonのスピーカーが付いてたけど、これも例外なく付いてて、昔のGシリーズ並にウーファーも付いてる。USBポートは左右で6個もあるし、タッチパッドは普段は黒いのに、右上をタッチすると青く光ってショートカットのボタンが表示される多機能ぶり、セキュリティに指紋認証もついてる。
HDMI端子もあるから、そのまま大画面テレビにつないだりもできちゃう(ケーブル高いけど)。HDDなんて最初から120GBが2台内蔵されてて(ただし非RAID0)、その上にHD-DVD(!?)/DVD±RWもある。すげーよ、こんなフルスペックなノートが7万円もしないなんて。(HPのキャンペーンで、デュアルコアとはいえ、オンボードグラフィックしか積んでないPavillion dv4a/CT 秋冬モデルが49,800円だなんて喜ぶのも呆れるくらいに安い) こないだ処分した2004年に買ったLaVie G RXは、中古で16万円以上払ったもんなー。PemMが出て間もない当時としてはハイエンドクラスだったけど、x205の倍以上の値段か。
一方、数少ないマイナスポイントは、1.8GHzと遅いCPU、標準で2GBしか無いメモリ-、4kgという重さ。
そんなこともあって、ゆくゆくはCPUを交換しようと調べてみると、しっかり分解方法が解説されたサイトがあった。思ったよりも大変そうだけど、きっといつか役に立つだろう。GPUも標準的なMXMらしいんで、もしも高速なMXMモジュールが手に入るようだったら、グラフィックさえも拡張可能みたいだ。
品物は放っておいても届いちゃうけど、いかにしてヤフオクでPCの代金を相殺できるだけの売り上げをあげるか、当分はオークションに費やす時間が増えそう。
コメント