何はなくとも墓参りからです。
一人で墓と向き合っているとただただ涙が出てきます。
どうしても後悔の気持ちが強すぎるからです。
一度でいいから何かしらの言葉を交わしたかったのです。
いくら家族を持っても、自分はもう孤独なんだという気持ちだけが強くなります。
朝食はこれ。
子供のころには無かったと思うんですが、太陽パンっていう長井かどこかのパン屋メーカーらしく、決して美味しいというわけではないんですが、単に見た目のインパクトだけで目を引きます。挟まれているクリームの味で何種類かあるんですが、特に何というわけではありません。単に長いだけです。
今日は完全に観光なので、前回できなかった、母校方面にドライブします。
尾花沢のGSで給油して、トリップをリセットしてから走り出しましたが、信号のない一般道を50kmちょっと走って鶴岡市まで着いたあったりでこの燃費でした。ついに32km超えをたたき出しました！
実家近辺を走っているだけでは26km台がいいとこだったんですが、最上川沿いの信号のない道を延々走ったことでこうなりました。フィットは田舎の道と相性がホントにいいです。
ホントは最初に鶴岡界隈のラーメン屋で昼食を取ってから学校に行こうと思ってたんですが、ちょうど昼飯時だったこともあってどこも行列が凄くて、駐車場にさえ停められない店ばかりです。なので、先に学校に来ました。
何かを約束しているわけでもありませんし、通っていた当時の先生がいるわけでもないので、単に寄ってみただけです。
殆ど何も新しくなっているところはなく、30年前の建物が時間の経過とともに古びている感じでした。
卒業生としては、もうちょっとどうにかならんか？って思いますが。
で、ことごとくどの店もダメだったので、最終的に大山のケンちゃんラーメン大山店で昼食となりました。
それでも、ギリギリ駐車場が空いたので入れたというレベルです。でも、私のあとにお客さんは来ませんでしたが。
特に何も考えずにラーメンの大盛を注文してみます。なぜなら、近くにいたおばあさんも大盛を注文していたからです。
しかし、実際に出てきたラーメンは超癖強なラーメンで、極太ちぢれ面の歯ごたえが半端ありません。
顎が弱い人は無理ですね。マジで。
いや、大盛にしなければ顎は耐えられるかもしれませんが、大盛を食べきるにはかなりの体力が必要です。
そもそもスープから麺飛び出ていることでわかるように、どんぶりの中は麺で埋め尽くされています。
おばあさんも大盛を食べきって出ていったので、負けるわけにはいかず、根性で食べきりました。
そのくらいの気合が必要なラーメンでした。味が絶品とかそういうんじゃなくて、小麦を味わいに来るみたいな、そんな感じなんでしょう。スープは割としょっぱめの醤油味でした。
かなり顎は疲れましたが、大山から山を越えて湯浜海岸へ。
もう海水浴シーズンではないので、海には人がほとんどいません。
懐かしいな～って思いながらしばらく海を眺めて、フィットが錆びたら嫌なので、ささっと次の目的地に向かいます。
海岸沿いの道を北上して酒田に行きました。
コマエンジェルゆかりの地、東北最古のキャバレー「白ばら」を訪ねてみました。
一見廃墟っぽいんですが、カレンダーにはステージの予定が書かれていたりして、地味に営業しているようでした。
外はあれですが、中はもうちょっと綺麗になってるんでしょうか。
酒田から一度実家に戻って、暗くなってきた頃に銀山温泉に行ってみました。
楽天トラベルやら、JRの冬のポスターでおなじみなわけですが、ここ最近は温泉街全体で外の照明を統一したりして、雰囲気を作り上げることに力を入れているみたいです。
昔は、強い硫黄の匂いが川からのぼっていて、川には大きいなヤマメが泳いでいるようなところでしたが、すっかり観光地化して、そういう雰囲気がなくなってしまってます。硫黄の匂いがほとんど感じられなくなったのはなぜなんでしょう？
母親の話では、母の母親(要は母方の祖母)の実家は、銀山温泉を抜けた先にかつてあった集落なんだそうです。
そこには上ノ畑という地区があって、上ノ畑焼きという焼き物があったことは小学生の頃に聞きました。
私のルーツもそのあたりにあるってことなんでしょうかね。
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