親父の戸籍をたどる

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相続の手続きを進めるためには、親父の出生から死亡までの戸籍謄本を全部集めてつなげる必要があります。
それによって、私以外の相続人がいないことを証明しなかればならないからです。

除籍謄本が発行されるまでには1週間かかるということだったので、これは東京に帰ってから郵送で取り寄せるとして、出生地になる村山市で戸籍を取りました。すると、祖父は村山の本家から分家して、今の墨田区に引っ越して戸籍を作ったらしいことがわかりました。なので、山形で取れるのは村山市の戸籍までで、続きは東京での作業になります。

押上に親戚がいて、その近くに住んでいたと聞いたことがあるので、他の場所に籍を移していなければこれで終わるはずです。
また、この作業の過程でどうしても母親の存在を知らないわけにはいかないのですが、実子は親の戸籍を取る権利があるので、尾花沢で母親の戸籍謄本を取りました。その結果、埼玉の人と結婚しているらしいことがわかりました。
家に帰ってとりあえず検索したところ、戸籍に出ている住所ではありませんでしたが、すぐ近くの住所で旦那さんと思われる人の20年くらい前の電話帳データみたいなのがヒットしました。当時はプライバシーなんて全然気にされていなかったので、電話帳データを丸写ししたサイトが存在していたみたいで、それがまだ残っていたんですね。

その住所をストリートビューで見てみたところ、基本、表札はぼかしが入ってるんですが、あるアングルだけ苗字が読み取れるものがあって、まさに電話帳のデータと一致します。50年以上探そうとも思ったことが無い母親の所在があっさりわかってしまったわけです。こんなに簡単でいいのか、正直、ちょっとがっかりしました。