デロンギ EAM1500DKの水漏れ修理

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数カ月前から、エスプレッソマシンの下に水たまりができるようになってきて、デロンギに修理を依頼しようとしたところ、去年の年末で修理対象から除外されたのを知って、買い替えるしかないと思って愕然としました。
全自動エスプレッソマシンは普及価格帯が7万円前後なので、買い替え=7万円の出費なわけで、かなり家計に影響が大きいわけです。しかも、通勤しなくなったので、毎日家でコーヒーを数杯飲むようになっていて、コーヒーメーカー無しの生活は想像つかないくらい。参った、、、

カバーを外してみると、ボイラー周辺が錆びて真っ赤になっているのがわかった。
ボイラー周辺から漏れていることは確実。

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全バラ。
裏には漏れた様子無し。

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この状態でコーヒーを入れてみると、ポンプから送られてきた水がボイラーに入るところからジャージャー漏れている。

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ネットで色々調べたところ、ボイラーの中にカルシウムが詰まってボイラー交換が必要なケースや、単にホースの継ぎ目に入っているOリングの経年劣化など、漏れる原因は様々なようだ。
日本仕様のボイラーは100Vなわけだけど、ボイラーにつながっている管の太さがΦ6とΦ5が存在していて、海外はΦ6で日本のはΦ5っぽい。実際Φ5の刻印がある。
日本で部品単体で取り寄せることは難しそうなので、どうにか型番にたどり着いて、海外の在庫を調べてみたところ、ウクライナかどこかに扱っている店を見つけた。でも、15000円以上したはず。
リスクが大きいこともあって、まずはOリング交換から試してみることにした。

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ヤフオクでOリングをセット売りしている人がいるので、そこから買ってみた。
作業自体はそれほど難しくないので、元に戻せるように、都度写真に記録していれば大丈夫な印象。
全部のホースをつなぎ終えて試運転したところ、嘘のように漏れがぴったりおさまった!!
そんなわけで、何か月か悩んだ水漏れが1000円で直ってしまったという話。

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EAM/ESAMシリーズは構造がシンプルだし、パーツはほぼ共通なので、仮に故障したとしても、ジャンク品を手に入れて移植すれば延命できる可能性は高いようです。これであと数年は大丈夫でしょう。