ThinkCentre M710qをWi-Fi6化した

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せっかくtp-linkのWi-Fi6メッシュを構成しておきながら、実はWi-Fi6の端末が無かったというのと、Teamsでミーティングしてるときに、USB接続の無線アダプターだと音が途切れる問題があって、どうにかしないとな~ということで、中国からintelのAX200とアンテナのキットを取り寄せたのでした。

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年末から年明けにかけて、色々なUSB接続のWi-Fiアダプターを使って音声が途切れる問題が解決できないものかと試してみたものの、メーカーが違っても、USB接続のアダプターを使う限りは全く改善しない。
となると、アダプターがバスに接続される経路の問題で、PCI-e接続のアダプターを試すしかないという結論になったのでした。

ThinkCentre M710qは、基板上にM.2のスロットがあって、そこにPCI-e接続の無線アダプターを取り付けることができる。
2000円くらいでAX200のアダプターキットを買って挿せばいいだけ。

まずは、ケースに穴を開けて、アンテナの端子を外に出さなきゃいけない。
標準のアンテナを出す穴が1個あるけど、Wi-Fi6のアンテナは2本なので、もう1個は、外部ディスプレイ端子を増設するための穴を塞いでいる蓋にドリルとリーマーで開けて行った。このとき、削りカスが基板にこぼれないように十分に注意。

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AX200をスロットに挿して、ケーブルを適当にとりまわす。
アダプターにアンテナ線をはめるんだけど、これが物凄く小さいうえに、カチッとはまる感触が無いので、力任せに押し込んで、アダプター側の端子を破損しないかヒヤヒヤした。

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これが最終的な形。
PCはディスプレイ背面のスロットに挿しこむから、アンテナはディスプレイの上に乗っけておく予定で、標準で付いてきたロッドアンテナは利用しない。

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結果、無線のチャンネルがデフォルトの36chのときは周辺の家との干渉が大きいみたいで速度が出なくて、リンク速度が100Mbps台という有りえない数字だったのが、40chに変更したところ1000Mbps以上出るようになったので、まずはWi-Fi6の恩恵だけはありそう。

問題のTeamsミーティングでの音声途切れ問題は、思った通り見事に解消した。全く音が途切れなくなって超快適。
結構時間がかかったけど、完全に有線接続から解放されて超スッキリだ。