Native Instruments Maschine MK3とArturia KeyLab 49 MK2をまとめ買いするという暴挙

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2月のWindows Updateを適用すると、Native InstrumentsのMaschine Stuidoが認識されなくなる不具合があるとか。
ふざけんな、狙い撃ちかよ!
という怒りだけではないものの、1年くらい前に15,000円で手に入れたMaschine StudioをMK3に買い替えた。
Maschineって、専用ソフトが無いと使い物にならないくせにソフトが有償で、ソフトだけを手元に残してハードを売却する人が多いもんだから、自分が買ったMaschineもソフト無しだった。結局は個別に手に入れたんだけど、なかなか出回らなくて探すのに苦労したっけ。

20190317194857.JPG Maschine StudioiRig Keys I/O 49で1年くらい使ってきたんだけど、この組み合わせは下調べが足りなかったという反省しかない。
特にiRig Keys I/Oは酷かった。
キーボードがホントぐにゃぐにゃだったし、ピッチベンドとモジュレーションがタッチ式のリボンなんだけど、そんなのが操作しやすいはずがない。
コンデンサマイクをつなげるのは便利なのかもしれないけど(タダでマイクももらえたし)、そもそもiRigのオーディオデバイスにはメーカーがASIOのドライバーを用意しないもんだから、基本的にASIO4ALLで使うしかないのもダメダメ。いつもマザーボードのオンボードオーディオデバイスとiRigが入れ替わってしまっていたりして、バッファ数も毎回再設定が必要だったり。
Maschine Studio自体にはさほど不満はなかったけど、それでも旧世代。デカくて重くて。
挙句にWindows Updateで認識されなくされて不愉快な思いをするという始末。

ということで、厄払いを兼ねて両方まとめて処分して、オーディオI/F兼ビートメイキングマシンとしてMaschine MK3と、もっとちゃんとしたキーボードに買い替えることにした。
イケベでMaschine MK3を買えば、2,700円のMaschineの解説本と、7,000円するデッキセーバー社のポリカーボネートの専用カバーと、音圧を高めるVSTプラグインの3点(計1万円ほど)がもらえて、その上、買う日を選べば期間固定のTポイントを含めて2万ポイント近くが返ってくる。もう、ウハウハ。
それで、手に入れたポイントを使ってキーボードを買えば、機材を売却したお金でそのまま新しい機材が手に入ってしまうという目論見だ。

でも、2万ポイントで買えるキーボードの選択肢はほとんどなくて、キータッチを捨てないためにはNative InstrumentsのKOMPLETE KONTROL A49しかない。
KOMPLETE KONTROL S49 MK2というモデルなら、キーボードはFatar社の高級なキーボードになるんだけど、これは中古でも5万円コース。さらに、値段が高いわりに、NIのソフトシンセ以外と組み合わせて使うことは想定されていなくて、最近流行りの「DAWやVSTプラグインをキーボードから操作できる機能」は無さそう。
そういう多機能キーボードを買おうと思うと、タッチを若干捨ててM-AudioのCTRL49か、海のものか山のものかわからないNEKTARのPANORAMA T4Impact LX49+あたりになってしまう。

なかなか「これだ!」っていう鍵盤が無いまま連日Youtubeを見ていると、今まで気にもしていなかったArturiaのKeyLabが目に留まった。Arturiaだと、NIのNKSには対応しているものの、どうしても自社のソフトシンセ群があるから、DAWと組み合わせた使い方だったり、ハードだけを作っているM-Audioみたいな中立さは無いんじゃないかと思い込んでいて。
でも、最新のMK2だと、バンドルされているAnalog Labを直接操作できる便利さ以外にDAWと統合できるモードもあって、DAWのリストにStudio Oneも入っているし、なんといってもキーボードの質が高そう。ただ、値段は安くはない。

欲しいけど高いし、中古で出てこないかな~と色々なサイトで探したところ、デジマートで石橋楽器からメーカー再生品が新品より2万円も安く出ているのを発見!
デジマートではTポイントで払えないものの、Tポイントは春先の必要なものを買うために使えば現金化するのと変わらないだろうし、ポイントが多い日に買い物をすれば、ポイントで買ってポイントをもらうこともできる。
と、都合よく解釈して石橋楽器でKeyLab 49 MK2を注文。色は黒。(白はあまりかっこよくない)

さらに、Maschine MK3はStudioと違ってスタンドが付属していないから、ノートPCに角度をつけて置くためのスタンドをアマゾンで購入。999円。
で、届いた機材を配置したのがこの写真。

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KeyLab MK2はピッチベンドとモジュレーションホイールが金属製で、横にArturiaのAマークが彫ってあるのがかっこいい。
ボディ全体も金属製で、対応しているDAWごとに、ボタンに割り当てられた機能をわかりやすくするためのパネルも付いてくる。(マグネットで張り付く)
バンドルソフトのAnalog Lab 3は元々買ったのを持ってるんだけど、ハードシンセみたいにKeyLabから直接操作できて超便利。これはホントに楽!
あと、なんといってもキータッチがいい!昔からArturiaのキーボードは評判がいいみたいなんだけど、Fatar製じゃなくても適度に重くてとてもいい。

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ということで、若干足は出たには出たけど、かなり満足いく買い物ができた。
あとは、今年も6/1からのNative Instrumentsの半額セールがあることを祈るのみ。
セールでKOMPLETE 12 Ultimate Collectionにアップグレードするつもりだから。