DELL Inspiron 7579のデジタイザー異常

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去年の秋に買ったラップトップで年賀状を作ったんだけど、せっかくペンが使えるからと、ペンで写真に文字を書き込んだところ、何やらペンに反応しない場所があることが発覚。注意深く調べていくと、中央からちょっと右の位置に、縦に幅1cmくらいで死んでいるラインがあることまでわかった。
どうりでセットアップ時にゴーストタッチが出ていたわけだ。

20190113145843.jpg さて、普通だったら特に悩まずにパーツを取り寄せてしまうところなんだけど、7579はちょっと事情が違う。なぜなら、同じ型番でも、ペンに対応しているモデルとしていないモデルがあるからだ。
単純にDELL 7579 LCDなどのキーワードで検索すると、液晶パネルは見つかるものの、背面にあるコネクターが30pinと40pinがある。少なくとも、実際にどういうパネルが付いているかを確認せずには進められないというわけ。

ということで、次に調べなければならないのは分解方法。
サービスマニュアルを見れば大体わかるけど、動画で確認したいところ。でも、7579そのものの動画は無いから、同じ構造の別モデルの手順を参考にすることにした。2016年モデルの7569は構造が同じなので、7569の分解動画が役に立つ。
ギターのピックのようなもので、液晶周辺の、カバーとベゼルの境目に差し込んで爪を一個ずつ外していくことで液晶パネルが外れるらしい。過去にiPadを散々分解していた時期にそろえた道具があるんで、それを使ってパネルを外してみた。ベゼルは結構柔らかい素材でできていて、割と雑に作業しても大丈夫そう。ベゼルとカバーは一部粘着テープでくっついているところもあるんで、そこはゆっくり剥がしていく。あと、画面の下部にも爪があるけど、ちゃんとしたツールを持っていないと外しにくいかも。
で、カバーとパネルを剥がしたところがこれ。
BOEというのはパネルのメーカーなんだそうだ。パーツナンバーから検索すると、送料を入れて2万円くらいで手に入るらしい。単純にDELL 7579 LCDで検索して見つかるパネルは一切ヒットしないので、パソコンの型番だけで買っていたら、確実に付かないパネルを買うことになっていただろう。怖い。

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eDPコネクターのピン数は30pin。


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さて、買うための準備は整った。問題は、買ったパネルが壊れていないかということ。結構怖いなぁ。