さらばJumper EZPad 5SE。そして引退宣言。

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今年最短記録を樹立!

ところで、届いたのいつだっけ?11月の終わり頃らしい。

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eBayで数百円で買ったLenovoのスタイラスも届いたばかりだったんだけど、いかんせんバッテリーが異常に持たない
TECLASTのX98 Air IIIもそうだったけど、バッテリー容量詐称か設計上の問題だと思う。

2万円でワコムデジタイザー搭載のSurfaceっぽいタブレットが買えると聞くと、何かすごくお得な感じがするんだけど、中華タブレットを3台買ってみて思うのは、総じてカタログのインパクトだけで台数を売ろうとするイミテーションだってこと。
特に、手が抜いてあるところは決まっていて、そこが妥協できればいい買い物ということになるんだろうけど、もうおなか一杯かな。

  • 全く動かないということだけは絶対にない。そこそこ動く。
  • ディスプレイも割りと普通に綺麗。SHARPやSamsungなど、ちゃんとした部品を使っているものが多いみたい。
  • バッテリーは電源オフでも減る。2日放置したら確実にゼロになっている。使っている最中も、減るスピードが半端ない。
  • 電源ボタンを押しても起動しないのは当たり前。長押ししたりすると復旧できる。(だから、故障ということではない)
  • カメラは「写る」だけのレベル。綺麗に撮れないというレベルではなくて、人の顔もよくわからない程度にしか映らない。CasioのQV-10と同レベルと思ったほうがいい。
  • WI-Fiの感度は壊滅的。半径5mくらいに無線のアンテナが無いと使い物にならないと思ったほうがいい。

他にもありそうだけど、Chuwi, TECLAST, Jumperと3つのメーカーのを買ってみてわかった共通点はこんな感じ。ただし、全部Intelプラットフォームの製品なんで、ARM系のSoCを採用していたら違った結果なのかもしれない。この価格帯の製品に開発コストをかけているとは思えないから、それぞれのプラットフォームのリファレンス次第なのかも。
こういう、値段のインパクトだけで初期出荷台数を稼いで儲けようとする無名なメーカーの上にXiaomiがいて、その上にはASUSやAcer、Huaweiといったちゃんとした販売チャネルや世界に現地法人があるメーカーがあるという構図なんだろうけど、リアルに「安かろう悪かろう」というのが当てはまるのが安いPCだと思った。

とにかく、どんなヘボい製品でもWi-Fiの感度がよくてバッテリーさえそこそこ持ってくれればいいんだけど、ATOMだからといって低消費電力なわけではないところが驚かされる。特にEZPad 5SEは筐体もそこそこのサイズで、厚みがある中にバッテリーがある程度詰まってるんじゃないかと思ってしまうだけに落胆は大きかった。ペンもまずまず使えてたし、Samsung製の液晶は見やすかったんだけどね。

もう中華タブレットに手を出すことはないだろうな。引退しますよ。
新しい商品が発表になるたびに、その値段とスペックを見て、ちょっと面白そうに感じることがないわけではないんだけど。