普段使っているビデオカメラはPanasonicのHDC-HS300っていうちょっと古めのFHDのHDDビデオカメラ。基本的に子供たちのイベントを撮影するのにしか使わないんだけど、絵は薄暗い場面が多い都合上しょうがないとして、音が悪い。
撮影後に動画を見てみると、基本的に音が遠いのと篭ってるんだよね。
子供のイベント以外でも、たまにYoutubeの動画を撮影してみても、元々通らない声ということもあって非常に聞き取りにくい。音声を分離させてレベルを上げたりしてるんだけど、元々篭ってるから、イコライザーをいじってもいまいち輪郭がはっきりしないまま。
何とか楽して音質を上げられないものかな～と思っていたところに、もうすぐ息子の発表会。そんなわけで、このタイミングで調べに調べまくって外付けマイクの購入に踏み切った。
まず、HDC-HS300はコールドシューがついているものの、本体の形状の都合でシューにマイクを取り付ける際に制約が大きい。おそらく、市場に出回っているホットシュー取り付けタイプの機材はほぼ全滅。というのは、固定するネジがHDDが入っているハウジング部分に干渉してしまって回せなくなるから。これって致命的だと思うんだけど、なぜあんな形をしているのか。。。1.8インチHDDって結構大きいんだな。
これを解消するには、シューに下駄を履かせてマイクを持ち上げるか、カメラ本体のシューは使用しないで、ローアングルハンドルなんかを取り付けて、その先端にあるシューにアクセサリーを付けるくらい。調べたところ、汎用シューの下駄というのは見当たらなかったんで、価格的にも安いハンドルを買うことにした。これだったら、α57でも使えるから。
取り付け方だけは、どんなマイクを選んでも変わらないからいいとして、次はマイクそのもの。一番難しいやつだ。極端に安い4,000円弱で買えるものに手を出して失敗するのもいやだから、予算はもうちょっと高めに設定。で、今週中に入手可能なものとなると機種は非常に限られるんだけど、AudioTechnica、SONY、Nikon、AZDEN、TASCAM、RODEあたり。
とにかく前方からの音を拾いたいんで、指向性が強いマイクってことになるけど、それだけに特化するにはお金ももったいないんで、できればステレオ感が高く録音できるのも欲しいし、、、となるとSONYくらいしか残らなくなる。Nikon ME1とTASCAM TM-2XとオーテクAT9945CMで最後まで悩んだけど、指向性を0度と120度で切り替えられるスタイルとコンパクトさでSONYに決めた。
危うくAmazonで買いそうになったけど、価格.comで見てみたら、最安値は横並びだったんで、自分が会員登録しているショップの中でポイント還元率が高くて在庫ありのソフマップに決定。
α57に汎用シューの機材を取り付けるアダプターも含めて、おそらく水曜日に一式揃うはずだ。
音の編集が簡単になれば、後は撮影時のライティングを改善できれば色の調整時間も削減できて楽になるんだけどな。
で、この記事を公開する前に品物が届いちゃったんで、実際の写真を追加。
まずはマイクのパッケージ。安いものではないのに、パッケージは安い。
Amazonから買ったハンドルにビデオカメラを乗っけて、ハンドルの先端にマイクを取り付けたところ。これが常用スタイル。やはり、マルチファンクションシューはHS300のシューには入らなかったから、ハンドルは必須だったようだ。でも、ハンドルについているコールドシューは樹脂製なんで、仮にキツかったとしても曲げて広げるという技が使えなかった模様。下手したらハンドルも無駄になるところだったけど、かろうじて無理なく取り付けられる高さがあったみたい。
ダチョウっぽい。
ダチョウの近影。右にフィルタースイッチ、左にマイクアウト端子。
広げたところ。
ハンドルにα57を取り付けたところ。樹脂性ハンドルだから、デジ一を乗せるとちょっと強度的に不安かも。レンズの太さの関係で、カメラを奥まで下げられなくて、かなりフロントヘビーな重量バランスだから、この状態で使うことはないと思う。シューアダプターが届けば、ペンタグラム上部に取り付けて、、、っていう方法を取れるようになると思う。
試し撮りしたところ、レンズのモーター音を拾わなくなるようなことはなく、しっかり、カタカタというフォーカシングの音が入っている。ホワイトノイズは無音状態だと多少入ってくるみたいだ。
0度と120度での指向性の違いは後日、Youtube用に撮影予定。
動画作ったんでYoutubeに上げてみた。120°でNormalのときのサンプルが良くないな～とは思うんだけど、まぁ、大体わかるからいっかー。
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