平湯キャンプツーリング初日

決行が決まったのは突然で、木曜日にスポーツスター1200乗りの同僚Aさんが「今週末天気良さそうだけど、行けそう？」みたいなメールを送ってきたのがきっかけ。

てっきり今月はもう無理なんだと思ってただけに、正直ちょっと慌てた。
でも、今回を逃すと今年はキャンプツーリングに行けなくなる可能性もあるわけで、次の次の週末は家族でキャンプの予定だったし、来月は二週連続で運動会だから、ホントにこの週末以外に開いている日が無くて、行く以外の選択肢は無かった。

実質準備期間は平日の2日だけで、といっても食材を調達するくらいしかないわけだけど、Aさんが「道中の買い出しは無しで。」みたいなことを言ってくるもんだから余計に焦った。結局、金曜日の夜中に、分倍河原のサミットに行って買い込んできてどうにか間に合ったわけだけど、おかげで寝る時間がちょっと減った。

集合は石川PAに朝6時。
朝4時半に目覚ましをセットして、ばっちりその時間に起きて身支度して、真っ暗なうちからバイクに荷物を積んで、なんとか時間ちょうどに集合場所に到着！

しかーし、ここから波乱の始まり。

今回はいつものAさんの他に、もう1人スポーツスター883に乗ってる同僚Fさんを誘っていて、彼が40分遅れて到着。そして、Aさんを待つこと60分。全く来ないし、電話しても出ないからもう家を出たものだと信じてたのに、90分経った時点でもう一度電話してみたら、その電話で起きたとのこと。集合時間を決めておきながら大胆な寝坊に唖然。

「先に行ってていいですよ～」ってことだったけど、はぐれると面倒だからその「まま石川PAで待つ」ってメールして待ってたんだけど、9時半になっても現れない。(途中、あまりに腹が減ってきたもんだから、明日の朝食用に持ってきたランチパック9個のうちから2個食べちゃった。)おかしいだろ！？と思っていると、いつの間にか着信があって、かけなおしたら談合坂で給油を済ませたところだっていうじゃない。見事に追いていかれていたという。。。

大体、この2日間の予定としては、今日は昼過ぎにはテントの設置を終えて、午後は白川郷に行くことになっていたのに、これじゃ絶対何もできないし、明日予定していた上高地へのバスツアーはどうするんだと。

まぁ、そんなことを言っても始まらないんで、急いで2人で談合坂に向かった。それにしても寒い。ここまでの寒さは想定外で、談合坂で合流してからジャージを着こんだ。ここまで寒いんだったら冬の格好をしてくるべきだったと後悔した。天気は悪くないんだけど、気温低すぎ。

その後は、いつもよりも早めのペースで伊那まで走って、R361, R19,県道26からR158という去年と同じルートで走った。途中、昼食のために木祖にある民宿「志めと」で食事。

天然きのこ蕎麦っていうのを食べたんだけど、見慣れないキノコにちょっとドキドキ。蕎麦は手打ちなんだろうけど、太さがバラバラで短い。正直啜るのは大変だった。味はまぁ、普通。

食後は黙々と走って、平湯キャンプ場には15時ちょうどに到着。テントを張る場所は去年と同じ管理棟の横にある一角。10人弱の別のバイクの団体が隣にいた。
大遅刻したAさんは、その時点でも「白川郷は諦めていませんよ」と言うものの、タープを張りながら、クーラーバッグに入れて持ってきた発泡酒を飲みながらテントを張ってるあたり、完全に諦めている様子。あと、積んできたはずの折り畳みテーブルが無いっていうもんで、今回はオレが持って行ったテーブルのみのこじんまりした見た目になった。