SC-02E標準のカメラアプリでもこれといって不満は無いんだけど、SO-02Eを使っている妻が、もっと細かく設定を変えられる、きれいな写真が撮れるカメラアプリは無いものかと話していたのをきっかけに、メジャーどころのカメラアプリをいくつか試してみることにした。
大概のものはフリー版と有料版があるわけで、今回試したのはどれも有料版。つまり、買って試すということ。
今回試したのは、Camera ZOOM FXとCamera FV-5の2種類。
まず先に買ったのが、Camera FV-5。なんといっても、画面がデジカメっぽくてかっこいいと思ったのと、見たい情報が画面に詰まっていて使いやすそうだったから。JPG以外にPNGで保存できるのもメリットだ。PNGのほうが情報量が多いからきれいだし。
実際操作してみると、露出を変えたり、シャッタースピード優先モードにしたり、ISO感度を変えたり、ホワイトバランスをいじったりっていうのがダイレクトにできるのは便利だ。ボリュームボタンに任意の機能を割り当てることもできる。ただ、アプリ自体が真面目すぎて、あまり遊び心は無い。
あと、サイレントモードがあるはずだけど、使っているSC-02EがrootedのROMだからなのか、機能を有効にしても、ばっちりシャッター音は出る。(これを期待して有料版を買ってしまうと相当ガックリきそう) あと、結構衝撃的だったのが、写真の保存先として「SDカード」として選べないこと。(フォルダー構造を辿ってextsdcard/DCIMへなら保存できたと思った)
FV-5でこの2点がが衝撃的過ぎて、続けざまにCamera ZOOM FXを買った。値下げされていて200円だったかな。こっちもサイレントモードがあるはずだけど、これも音を消すことはできなかった。機種依存っていう話だけど、GALAXYみたいにメジャーな機種でも未対応の機能ってあるのかね?
Camera ZOOM FXは、FV-5と全く機能が異なるアプリだ。ターゲットにしているユーザー層がそもそも違う。画面は標準的なカメラアプリに近くて、ダイレクトにアクセスできる設定変更画面は少ない。でも、よくある、撮影した写真をプリセットされたさまざまなフィルターで加工する機能のほかに、季節もののポストカードを簡単に作るフレームなどの素材集があったり、有名人と一緒に撮影したかのように合成するといったお遊び機能、それに加えて、撮影時にファインダーに表示されている画像に効果を適用してしまうフィルター機能(OLYMPUSのデジカメなんかにあるアートフィルターの簡易版みたいなの)がある。フィルターに関しては、アプリのSnapseedで後から同じような効果を付けられるから、きっと消費電力も増えるだろうし、無くても別にってとこだろうけど。
特に、このアートフィルターみたいなのは気に入った。何でもかんでも使えるというものではないけど、後から効果を適用して加工するんじゃなくて、撮影の時点で効果がわかるのは便利だし面白い。撮影しないで眺めるだけでも面白い。
それと、FV-5と比べて優れていたのは、SDカードに写真を保存できることと、好みの設定を保存しておいて、アプリ起動時からその設定にできてしまうこと。残念ながら、PNGでは保存できない。
トータルでどっちがいいのかというと、Camera ZOOM FXのほうが圧倒的に一般向けだし、万人に勧めることができるアプリだと思った。200円よりも安くなることもあるだろうけど、200円でも十分安いから、買っておいて損は無い。撮影時、撮影後にできることも多いし、結構遊べる。先にこっちを買っておけばよかったような。。。
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