キャンプ2日目

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酔っ払って床についてしばらくしたころ、フライシートに叩きつける雨の音で目が覚めた。

まじか!初家族キャンプで雨って、、、大体、さっきまで星空だったじゃん!

このまま朝まで降ってたりしたら、どうやって撤収したらいいんだ、、、とガックリしたのもつかの間。考えてみたら、ランタンとテーブルの位置がよくなくて、テーブルをタープの端ギリギリまで動かしたりしてたから、荷物がタープの中に入りきっていないことを思い出した。慌てて外に出てみると、上からの雨と、湿った地面のせいで、地面に置いていたダンボールが湿ってしまっていた。
ちょっとうっかりしたな。夜露もそうだけど、雨が降ってきたときのことを考えて、荷物は地面から離しておかなきゃいけないのに。

明日の朝のことを考えてしばらく寝付けなくなっちゃったけど、どうにかもう一度寝て、外が明るくなった頃に目が覚めた。雨の音はまだ少し聞こえる。でも、ざーーーーっていう音は川の音で、実際降っている量はごくごく僅か。外に出てみたら晴れ間も見えるし、この様子なら回復するだろうって雰囲気。

天気が回復しそうだと分かれば、朝食の準備にとりかかるしかない。
天気がよければ、いすに座ってコーヒーでも飲みたいところだけど、小雨が降ってると優雅な気分にもなれないね。

で、朝食のピザのために火を熾そうとしたんだけど、これが点かないのなんのって。煙だけはモクモクと出るけど、いざコンロに炭を置くと消えてしまう。火熾し器の中で炭全体が白っぽくなるまでひたすら我慢するしかないんだな。でも、着火用に持ってきたチャコールブリケットへの火のつきがそもそも悪かった。湿気った?

そんなことをしている横で、妻はピザ生地をこねようとしてたんだけど、なんと、砂糖を忘れてきたことが発覚。砂糖がないとドライイーストの活動が活発にならないんで、醗酵しにくいんだそうだ。ということは、ペラペラでパリパリな板みたいなピザになっちゃうってこと?
それでも、ひとまずこねて、火の近くで醗酵させてみると、どうにか生地は膨らんで命拾いした。
すると、次に待っていたのは、トッピング用の野菜が何も無いという事態。なんと、ゆうべのBBQでピーマンを全部食べてしまっていて、載せる野菜が何もないとのこと。。。結局ベーコンだけをのせることになった。

ダッチオーブンをプレヒートして、中敷を入れて、上にピザを乗せた。蓋して、蓋の上に炭を置く。この絵だけで、ダッチオーブン使ってる実感がわいてくる。キャンプしてるな~って。
コンロの炭を減らして、上からの火力を増やして待つこと13分くらい?

こんな感じに焼きあがってた!

ぼっこり膨らんで盛り上がったせいか、お山からベーコンが居なくなってる。でも、しっかり生地は膨らんでるし、見た目もとても旨そう。
断面もしっかり厚みがあって、これは満足度が高かった。違う味のがもう1枚あってもよかったかな。
ダッチオーブンいいな。家のオーブンで焼いてもこうはならないもん。

のんびり食事をしていると、周りの家族は結構片付けムード。でも、まだテントは少し濡れてるし、そこまでテキパキ動く気になれなくてコーヒー飲んだりしてた。
片付けようと動き出したのは9時を余裕で回ったころだと思う。フライシートはずして、エアーベッド畳んで、コンロ洗って、、、

子供たちは、せっかく持ってきたゴムボートに乗りたくてしょうがなかったみたいで、ちょっと気温が足りない気はしたけど、買うだけ買って使わないのももったいないしと、川遊びに行かせた。その間一人で後片付け。ちょっとクラクラしてきて倒れそうになったけど、チェックアウトの12時には間に合うようにギリギリ終わった。
うちのテントを張ったフリーサイトのエリアの家族は全部撤収済み。ホントに最後になった。キャンプ場を出たのが12時。

1ヶ月の間に2回も来ちゃったウェストリバーを後にして、30km渋滞の中央道へ。途中、またもBIGに寄って昼ごはんを調達。帰りの渋滞が無ければ、もっと地のものを食べたりしたいところだけど、中央道はホントどうにもならないからなぁ、、、
片付けてヘトヘトになって眠かった俺は最初は休憩。妻に運転してもらった。おかげで、渋滞の大部分は妻が運転してくれて、藤野PAから交代。帰り道は雨の区間が多くて、でっかい虹も出ていた。

タラタラと運転して、家に着いたのが18時ちょっと前。120km程度の距離に5時間かかったわけだ。うんざりするわ。。。

色々な初めてがあったけど、やろうと思っていたことは大体できたし、来年のキャンプに向けて色々勉強できた。次はもっと手際よく、現地で遊ぶ時間を多く取れるようにしたいな。もっと違うキャンプ場にも行ってみたいし。