Life with 34

朝、テレビの天気コーナーを見ていたら、昨日は北米の中央から若干東の地域では相当な数のストームがあったらしい。縦に前線が走っていて、その近くが軒並み悪天候だったみたいだ。

でも、今日はすっきりいい天気。

9時出発のシャトルに乗って空港へ。似たような境遇の人もいたみたいで、道中「デルタのせいだ」って言ってた。ま、確かにその通り。最終的にホテルから成田まで一緒だった中国系の家族がいたんだけど、その人たちも同じ目に遭ったんだろな。じゃなければ、あんなホテルには泊まらなかっただろ。

チェックインしたのが9時半過ぎで、さっさとセキュリティを通ってコンコースEに行った。きっと、国際線のゲートが多い場所ならバーガーキングもあるだろうと思ったから。でも、実際に行ってみると、マックはあったけどキングは見当たらず。ノートPCを出して空港の施設検索をしてみると、キングがあるのは隣のコンコースDだった。
連絡電車が走っているくらいのサイズの空港だから、隣のコンコースに行くのも結構大変。でも、がんばって早足で片道10分はかかる距離を歩いた。

で、バーガーキングのメニューを見てみると、シャーロットみたいにごく一部のメニューしかないようなことはなくて、ちゃんとテンダークリスプは売られていた！

これこれ！順調に乗り継いでいたらありつけなかった味！

やっぱ、うめーーーーよ！出張の最終目的は最終日ギリギリで達成できた。

その後は、定刻どおり乗って帰ってきたわけだけど、前の列に座っていたおばさんが、ふらふら～っと通路に出て行ったと思ったら、いきなり「ドタ！！」って倒れて、テレビでよく見る「お客様の中に看護士か医師免許をお持ちの方はいらっしゃいませんか？」のアナウンスが流れた。一瞬周辺は騒然となったけど、30分くらいしてから自力で起き上がってきて、立ちくらみか何かだったんだろうか。そうそう都合よく医者が乗っているわけもなかろうと思うんだけど、上の階から降りてきた人が医者だったのか、診てあげているようだった。さすがファーストクラスの乗客。

帰りは3人がけの中央だったんだけど、通路側の席の人がトイレに立つ度に、窓際のおばあさんと全員で連れしょん状態。通路沿いの人はいつでもトイレに立てる気楽さからか、ビールを飲んだりワインを飲んだりしてるけど、こっちはどんなにのどが渇いてもひたすら我慢。それでも何時間かに1回はトイレに行きたくなっちゃうのがつらいところ。往路の0回は極端だけど、帰りは3回トイレに行けた。それでも、DSで遊んでいるときも常に頭の中にはトイレのことがあるし、ホントやだね。

デルタは機体も古いし、もしも今度出張に行くことがあったら、絶対ユナイテッドにしてもらおう。

そんな我慢大会も12時間我慢して終わって、定刻で成田に着いた。果たして自分の荷物はどうなっただろうかと待っていると、最後をあらわすひっくり返したトレイの直前にやってきた。さすがにこんなありふれたシチュエーションでロスとは無いか。お土産を持って帰ることができてホッとした。

高速バス、電車と乗り継いで、自宅に戻ったのは夜8時ちょうど。アトランタのホテルを出てから20時間くらい経過している。さすがに疲れたけど、アメリカから帰ってくる分には、あまり時差ぼけの影響が少ないから、こっちの時間に戻すのにそれほど苦労しないところだけは助かる。体重を量ったら1kgちょっと増えた程度で抑えられた。2週間ぶりに家族と会えて安心した。息子も娘も元気そうだし。Amazon.comで買ったSnuza go!は業者から発送されたみたいなんで、もうちょっとで妻も安心できる日が来るんじゃないだろうか。