待ちに待ったEye-Candyが届いた。結構早かった。
パッケージはとてもシンプル。ケースとボタン類の部品だけ。なんつっても取説すらない。スタイラスは白く見えるけど、透明じゃないだけで、このケースの色に似た白と緑が混じったような色。写真のドライバーも付いてくるんで、最低限の工具はどうにかなる。
取説が無いもんだから、XCMのサイトの手順を見ながら分解を進めていく。
パッケージの中身を見てわかるように、Eye-Candyに含まれる部品はごくごく限られている。外観にかかわる部分以外は全部元々の部品を使いまわすから、ほぼ全部の部品を取り外すことになるんで、これでもかっていうくらいに分解しなきゃならない。ねじの種類はそれほど多くはないものの、どこに何があるのかはデジカメで写真を撮りながら進めていかないとわからなくなりそうだ。
ちなみにEye-Candyの素材は柔らかめで、透明プラスティックの堅そうなイメージとはちょっと違う。買った時から少しスクラッチが入っている場合もあるみたいだ。透明だと、内面のバリを取ったところが外から見えてしまってちょっとカッコ悪い。買うなら透明じゃないほうがよさそうだと今更ながらに感じた。あと、作業しているときに手の脂が内部に付いてしまうと、組みあがってから指紋が透けて見えるなんてことにもなりかねないんで、ちゃんと拭いてから組んだほうがよさそうだ。
で、手順の最大の難関と思われる、4ページ目最後の手順。上の液晶から出ているフラットケーブルをヒンジの穴から抜き取るところでやってしまった
絶対ここは難しいと思っていながら、つい力が入ってしまった。ヒンジに通してある金属のパイプがあって、そのパイプの中をフラットケーブルがロールして通してあるんだけど、金属のパイプを取り除いてからじゃないとフラットケーブルをケースから抜き取るのが難しいんじゃないかと思って、先にパイプをペンチでつまんでグリグリ回しながら抜いた。抜けたには抜けたんだけど、抜けたときにちょっと勢いが付いちゃってケーブルに接触。上の液晶のケーブルとカメラ用のケーブルが重ねて巻いてあるんだけど、液晶のケーブルが切れてしまった、、、
パイプがあるとケーブルは抜けにくいかもしれないけど、構造上、フラットケーブルを抜くのが先で、パイプは後回しだ。
確実に上の画面はおかしくなっちゃうだろうから、この時点で作業終了。分解手順の最後で失敗したわけだ。
すぐにネットでDSi用の上の液晶を購入。送料を入れて1,800円くらいだったかな。週末には届くと思う。幸いカメラのフラットケーブルは無事のようだけど、精神的ダメージがデカい。思いがけず失敗したわけでもなく、注意が必要なのは十分にわかっていてもこれだ。というわけで、フラットケーブルを丸めて抜き取る作業もデリケートだし、細かな部品が多いし、これから組み立てる作業も残っているわけだけど、全体を通して難易度は低くない。自身がある人にしか勧められない作業だな、こりゃ。
液晶はじきにとどくけど、届いたものをそのまま取り付ければいいというものでもなくて、実は液晶のフラットケーブルから左右のスピーカーが生えている。そこはフラットケーブルのコーティングを剥がして端子に半田付けしなきゃいけなくて、これまた怖い作業だ。スピーカーと液晶は部品として別なんだな。それを考えると今からガクブルだよ。
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