発送されてから2週間、ついにノートが届いた。
仕事から帰ったら、玄関に巨大な箱が置いてあって、去年、同じようにeBayで東芝のノートを買ったときとは大違いだった。外のダンボールの中には60x38cmほどの黒い箱が入っていて、いかにこのノートの画面がデカいかがわかる。
箱から出して電源を入れてみるとこんな感じ。とにかく全体がピカピカだ。アクリルっぽい素材でできているからだろうか、光沢がすごいのと同時に、埃を吸い寄せる力も強い。
LCDの解像度は17インチの1600x900ドット。バックライトはLEDだ。輝度は高くて、明るさは、目で見た感じ均一で見やすい。ただ、ちょっと色温度は高いようで、青く見える気がする。
キーボードは最近主流のアイソレートキーボード。テンキーも付いてるし、決して悪くはないんだけど、レイアウトがちょっと変なのと、特にテンキー周りにあるキーが密集している感じで慣れが必要。中でもDelete/Home/Endキーが小さいのと、カーソルの配置が変態チックなのは辛い。
タッチパッドは一般的なSynapticsのものだけど、パームレストとタッチパッドの境目が見えにくいデザインで、全体的にフラットになっている。パッド自体にも光沢があって、ベアボーンのノートなのに仕上げは極上。
本体の質感も高くて、単なる黒のアクリルじゃなく、青いラメがちりばめてあるところは芸が細かい。
これも最近よく見るタイプだけど、キーボードの裏には発光ダイオードが組み込んであって、輝度を上げるとこんな風に光ってきれいだ。
箱から出して電源を入れてみたら、前のオーナーの情報がそのまま残っていて、リカバリからやらないといけない状態。幸いD2Dじゃないんで、DVDを入れてしばらく放置。英語版のWindows 7 Home Premiumが復活した。メーカーのリカバリーディスクのくせに、デバイスマネージャの画面を見ると不明なデバイスが2個。IDを調べてみると、RICOHのSD/xDピクチャーカードのドライバーをインストールすると解消するようだ。
Windows 7 Ultimateのプロダクトキーは余ってるんで、DVDからインストールしようかどうしようか迷ったけど、Anytime Upgradeを試してみることにした。メニューからAnytime Upgradeを選択して、Ultimateのプロダクトキーを入力して、何かをダウンロードしてくるのをしばらく待つ。その後、数回の再起動が起きて、Ultimate版として起動された。ホントに簡単。
エクスペリエンスインデックスはこんな感じ。ぼちぼちかな。プロセッサが足を引張るんじゃないかと思ったけど、意外にディスクが一番低かった。回転数は7200rpmだったはずだけど、それでも遅いのかね?
でも、Core i7 720QM搭載のHP dv6iの記事に出ているエクスペリエンスインデックスを見ても、メモリがDDR2とDDR3の違いからか、6.1と7.5という劇的な差がある以外は0.1程度の差かG72Gxの方が勝っている。特に、4コア8スレッドのCore i7とDualCoreのこのマシンでCPUの処理能力が同等という結果になっていることを考えると、普通にゲームを動かしたときのポテンシャルはこちらの方が高いと言える。
黒くてピカピカ、手の脂と埃がよく目立つ。
ディスプレイの裏にも電源ランプと連動した光るロゴと帯状のランプが付いている。スリープに入ると、この明かりも電源ボタンと同じように点滅するんで、ちょっと鬱陶しい気もする。消す方法は無いらしい。
ACアダプター。プラグが3Pタイプだったけど、アダプターから出ているケーブルがDELL/HPと同じタイプだったんで、Arvelから出ている電源ケーブルAGPE322を買ってきて交換した。3Pを2Pに変換するプラグのほうが値段的には安いけど、やぼったいんで、こういうのが共通で使いまわせるところは便利。アダプターのサイズは、そもそも消費電力が大きいマシンだから、それなりに大きい。前に使っていたSatellite X205と同じくらいデカサイズ。
と、使い始めてみた感じでは悪くない。うるさいと書かれているレビューもあったけど、普段使うときはPower Saving Modeに設定してるんで、ファンの音も全然気にならない。あと、パームレストが熱くならないのもいいところ。でも、パームレストもアクリルで、手を乗せているとペタペタとくっつくような感じがするのは気持ちがいいものではないかも。サラサラしたコーティングか、そういう素材を貼ってくれるとうれしいんだけど。
なんにしても、8万円台でこの性能だったら断然文句無しでしょ
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