娘と二人だけで帰省 1日目(反省の多いキャンプ)

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妻を自宅に残して娘と二人で帰省した。今日も渋滞必至なんで、朝3時に目覚ましをセットして4時に出発。娘は意外に寝起きの機嫌が良くて、出発した直後はお母さんと別れた寂しさで泣いてたけど、すぐ吹っ切った様子。

佐野藤岡のちょっと手前

向陽台のシェルで給油して隣のセブンイレブンで朝食を買う。恐らく道中でレストランに寄ることはできないんで、車内で食べられるものばかり。
さすがにこの時間で下の道を走る車の数は多め。でも、5時には大泉に到着。外環は割と空いていて、この調子なら渋滞にハマる時間になる前に行けるかな~と思っていたものの、普段ならあり得ない、川口JCTの分岐を見落として外環の終点まで走りきってしまい、往復20分くらいをロスしてしまった。浦和で東北道に入ったら凄い台数と思ったけど、流れは普通よりちょっと遅いくらいで、宇都宮あたりまでは目立った渋滞もなく順調だった。

そろそろトイレ休憩かな~と7時過ぎに大谷PAで休憩。ちょうど大谷PAから細かな渋滞がポロポロ。とりあえずスタミナ健太の前で写真を撮って妻に報告。(休憩を取るたびに報告することになってるんで)

スタミナ健太

その後も順調に走って、渋滞らしい渋滞にも遭わずに安達太良SAで二回目の休憩。これが9:20ごろ。

安達太良SAにて

残りの距離を一気に走りきり、11時くらいには既に山形に着いていた。用心して出発した割に拍子抜けした感じ。とりあえずヨークベニマルで買い物をしてから、今日の宿になるサンビレッジ徳良湖キャンプ場を目指した。

現地に着いて管理棟で手続きを済ませる。フリーサイトは2,000円。フリーサイトはこぢんまりしたスペースで、13時から受付だけど、連泊のテントで既に半分くらいは埋まっていた。なもんで、空いているスペースに、今日から泊まる人がテントを張っていた。オレと娘も、空いている隙間に買ったばかりのタープを張り始める。で、張り終わったのがこれ。タープだけデカくてテントちっちゃい!

テント完成

その後一旦実家に寄って、夕食で使う里芋とネギををゲットしてから、足りない食材を買いにマックスバリュへ。ついでに、実家で眠っていたG-SHOCK(DW-6000)に電池を入れてもらうために時計屋さんへも。しかーし、いざバラしてみたらすぐには出来なさそうっていうことで、一日預けることになってしまった。

キャンプ場にはいろいろな遊具もあって、娘は遊びたそうだったんだけど、一人で遊んでていいって言っても心細くなるみたいで着いて来ちゃうし、夜7時くらいで遊具の利用が終わってしまうんで、結局全然遊べなかったみたい。

遊具

キャンプ場に戻って急いで夕食の支度を始めた。夕食は、山形の秋といったらこれ!芋煮汁のすいとんバージョン。しかも、本に載っていたグリーンピースを混ぜて緑色にしたすいとんに挑戦。これだったら、作る課程を娘も楽しんでくれるだろうと思ったんだけど。。。あとは、鱈の切り身にスライストマトととろけるチーズを乗せてホイル焼き。これにデザートがあれば足りるかな~と。
作り始めて、確かにすいとんの生地を作るところまでは娘も楽しんでくれたんだけど、ガソリンストーブで煮る芋煮が煮えないの何のって。牛肉を炒めてから水を入れて煮立たせるところで相当な時間を使った。灰汁を取りながら煮えてくるのを待って、煮えてから里芋、ゴボウ、こんにゃくらを投入。しかーし、鍋が小さくてすいとんがはいる余地が無い。。。灰汁を取っているうちに汁は減ってきて、すいとんを入れるスペースくらいはできたけど、具が多すぎて汁というよりは煮物になってきた。

調理開始

煮立った芋煮にすいとんをちょっとずつ入れていくんだけど、200gの小麦粉で作った生地を半分くらい入れたところでキャパがいっぱいになって、これ以上は入れられなくなってしまった。しかも、汁が少なくて全然すいとんっぽくないし 火が通らなそうだな~と思っているところに、娘は団子状にまん丸に丸めた生地を入れてきて、ますます煮えそうになくなってきて悪循環っつーか。

なかなか煮えない芋煮を待つ間、娘が何も食べられずに可愛そうだったんで、鱈の切り身に塩コショウして、上にスライストマトととろけるチーズを乗せたホイル焼きを作った。今回はコンパクトストーブで薪を燃やしたんだけど、ガソリンバーナーと同時進行でホイル焼きを調理。写真だと何が何だかわからないけど、結構美味しく出来てた。娘は美味しいとは言うものの、好きなチーズがかかっているのに全然食が進まない。なんか報われない。。。

 鱈のホイル焼き

どうにかこうにか煮えた芋煮がこれ。汁が少ない!さらに、実家からもっていったネギを入れ忘れている!

芋煮すいとん

うちは内陸なんで醤油ベース。味はとても好みに仕上がったんだけど、すいとんが固い固い。何を食ってんだか、、、っていう固さ。混ぜたグリーンピースが少なくて緑色にならなかったばかりか、豆がすいとんの固さにボソボソ感をプラスしてくれて、ひじょーーーーーに美味しくない。それ以外は満点なんだけど。
前日まで炊き込みご飯にするか他のものにするかで悩んでいたけど、炊き込みご飯と芋煮汁にしておけばよかったと後悔した。結局、娘が食べなかったすいとんは全部食べることになり、作った芋煮汁も全部平らげた。

テンションが下がっているところに実家から父が様子を見に来た。娘は「足りない。。。」と元気が無い様子。気温もかなり低くて、昼に25度くらいあったのが嘘のように、いつもの田舎の寒さになっていた。オレも寒くて鼻水が止まらなくて、料理どころじゃない。でも、腹が減った娘を放っておくこともできないんで、料理に使っていなかったジャガイモをスライスしてチーズを乗せて、これまたホイル焼きに。ただ、鱈とトマトの組み合わせとは違って汁が出てこないんで、芋に火が通った頃には、一番下の芋が焦げてしまっていたそれでも娘は好きなジャガイモとチーズという組み合わせに満足そう。満腹になるまで食べて夕食は終了。

この時点で既に時間が9時を回っていたと思うんだけど、周りのテントでは外に出ているのは焚き火を囲む大人だけで、子供は寝ているかテントの中で話している程度。なのに、うちの娘はこれからシャワー。焚き火の煙を浴びたりして臭いが付いていたし、オレも整髪料が付いていて、そのまま寝るのは気持ち悪かったんで。
このキャンプ場もコインシャワー。ただし、100円で10分使えるから安心だ。でも、シャワールームは寒くて、とにかく体にお湯を当てていないと堪えられない。大急ぎでシャワーを浴びて、テントに戻って娘を寝かしつけた。寝かしつけてから、大量に買い込んできたキノコをつまみに、満天の星空を眺めながら酒でも、、、と思っていたんだけど、寝かしつけながら自分も寝ちゃっていて、目が覚めたら夜中の3時。夜露が降りてきていて、テントもタープもグンニャリしていた。そんな中、焚き火も無い中発泡酒で乾杯。焚き火があればとても雰囲気はよかったはずなんだけど、さすがにこの時間では飲み干すだけで精一杯。それに、へたに起きていたら不審者扱いされかねない。何もかもがうまくいかないキャンプだな~と反省しきり。

他にも焼酎を買ってきてたんだけど、さすがにその時間から一人で飲んだらアホなんで、その日は歯を磨いて寝ることにした。