朝起きたら、左手の手首から先が動かない。下敷きにしたまま寝ちゃったかな?と思って、時間がたてば勝手に直るだろうとのんきに構えていたんだけど、何時間経っても動かすことが出来ない。妻に話すと、何かもっと大きな病気の前触れかもしれないから病院に行けとのこと。
症状としては、手のひらを下に向けていると、手首から先がだらーんと下を向いてしまって持ち上げられない。自力で手首を回したりもできなくて、人差し指はどうにか自力で動かせるけど、それ以外の指はコントロール不能。でも、手のひらを上に向けていると握力は普通。
ネットで調べてみると、この症例は結構多くて、「橈骨(とうこつ)神経麻痺」というものらしい。神経を圧迫することで、手を動かす神経が麻痺してしまうんだそうだ。
ここ最近、仕事の疲れがひどくて、深夜に帰ってきてから風呂に入ってソファやいすに座っていると、いつの間にか意識が無くなってしまっていることが多い。昨日の晩もソファでいつの間にか寝てしまっていて、目が覚めてから寝室に移動したんだけど、そのときに左手が動かなかった記憶がちょっとだけあるような無いような。
近所の整形外科に行ってレントゲンを撮ったりして診察してもらったところ、とう骨神経麻痺じゃないんだけど、鎖骨の下を通っている手を動かすための神経を圧迫してしまった可能性があるとのこと。「ハネムーンシンドローム」と言われている症状だそうだ。必ず直る症状らしいけど、期間はまちまちで、早い人は一週間、長いと三ヶ月かかるんだそうだ。完治までの期間は、どれだけの時間左腕を下敷きにしていたかに比例するとか。
しかも、早く直す方法はなくて、ビタミン剤を飲みながら地道に待つしか無いらしい。
幸い、バイクに乗ってクラッチを握る姿勢だと力が入るんで、バイクは乗れそうだけど、ドラムスティックは全然もてない、、、キーボードをタイプしようにも、中指から小指までが動かないから結構大変だ。顔を洗おうにも、手首を自分で回せないのがイライラする。
年を取ったら、普通にこうなっちゃう日がくるのかな。辛いな。
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