フロントブレーキパッド交換

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長らく放置していたフロントブレーキパッドを交換した。リアと違って、工具といえばせいぜいドライバーとウォーターポンププライヤーくらいしか使わない、至ってシンプルな作業なんだけど、自分のうっかりと、意外な落とし穴とで、トータル2時間半かかった。それでも、前後とも自力で交換できたんで、ショップに頼んで2万円かかるよりは大きく節約できた。

ジャッキアップしてからタイヤを外し、ウェアインジケータのコネクタを外す。コネクタの再利用が必要な場合もあるんで、キャリパーからコネクタを外すときは、引っかかっている爪を折らないように回しながら外すこと。続いて、パッドを押さえている極太の針金みたいなテンショナーをウォーターポンププライヤーで挟んで外し、キャリパーとパッドの間にドライバーなどを突っ込んで、ピストンを押し戻す。このとき、確実にブレーキフルードが溢れるので、予めエンジンルーム内にあるリザーブタンクからヤクルトの容器1本分はフルードを抜いておく。(リザーブタンクは、リッドを持ち上げたときに、運転席の目の前にある白いタンク。赤い文字でDOT4って書かれているからわかるはず) 作業中はリザーブタンクの蓋を外しておいたほうが、ピストンを戻したときの抵抗が小さくなって作業しやすくなるはず。
十分にピストンを戻したら、ブレーキパッドを4枚抜き取る。古いパッドはルーカスの純正で、確かに残りわずかだけど、今すぐ交換しなくちゃならないほどギリギリじゃなかった。
新旧ブレーキパッド
パッドの角を面取りしてから、新しいパッドをキャリパーに入れる。極太針金を戻してパッドを固定し、ひとまず交換作業は完了!と思いきや、ウェアインジケータのコネクタを繋ごうとしたときに大問題が発覚。写真の通り、新しいパッドのと純正パッドでは、コネクタの形状が全く違っていた。そもそも、通電したら警告するだけの仕組みなんで、コネクタを繋がないっていう選択肢もアリかと思ったんだけど、古いパッドからコネクタを切断して再利用することにして解決。これは盲点だったな。
コネクタの形状が全く違う
コネクタも無事つながり、今度こそ作業完了。
パッド交換終了
仕組みは分かりやすくて作業もそれほど難しくないんだけど、コネクタだけはその場でどうにかできるようにして作業を始めないと慌てることになるから注意。
その後、やっとブレーキダストが少ないパッドに交換したんで、洗車してホイール綺麗にしておいた。一通り終わって既に1時過ぎ。半日車のことで終わっちゃった。