ブレーキパッド交換に挑戦

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朝6時から作業開始のはずが、目が覚めたら6:30近くで、大あわてで支度して出発。車通りの少ない路上で作業を始めた。
リアのキャリパーを外すこと自体は13mmと15mmのスパナで簡単にできるんだけど、問題なのは、ピストンの戻し方。audiの場合はサイドブレーキ兼用なので、サイドブレーキ用のシューが別についているタイプとは異なり、ピストンを戻すときにピストンを回しながら戻さなくちゃいけない。その前に、キャリパーを外すときにもサイドブレーキを戻した状態じゃないと、キャリパーがガッチリディスクを挟んじゃってるんで、そこも要注意だ。BMWのときはウォーターポンププライヤーで簡単に戻せたんだけどな。
後で調べてみると、リアブレーキキャリパーリセットツールってのが売られていた。これと同じものだとすれば値段は良心的だ。何せ、ショップに頼んだら後ろだけでも1万円かかるっていうし、それなら今後のためにも工具を手に入れて自力でやっちゃいたいところだ。
キャリパーを外したところ
ちなみに、残り少ないと言われているパッドの残量は新品の1/3の厚み。まぁ、今までの走行距離を考えたら、もうしばらく放っておけそうだ。それまでに考えるとしよう。フロントはどうだかわからないけど。

で、せっかく外で作業をしてることもあって、こないだ届いたK&Nのリプレースエアフィルターを取り付けることにした。アウディってエンジンルームの中がイマイチで、簡単にアクセスできて然るべきと思われるエアクリーナーボックスさえもガチガチになってる。手順として楽かなと思われるのは、覆っているカバーを取り外して、ボックスから延びている一番太くて丸い吸気用のホースを外し、グリルから延びている樹脂のホースを外し、ボックスの上パーツエンジン側に固定されているホースを外し、ボックスの横に接続されている直角に曲がった丸いホースを回して引き抜いたらボックスを固定している4個の爪を外して、ボックスの上パーツを持ち上げるって感じかな?順番は適当でいいけど、入り組んでるから外しにくい。
上のパーツを外して古いフィルターを取り出したところ、真っ黒に汚れているってことはなかったけど、結構虫やゴミが詰まっていて、悪影響が無い事もないかな?って微妙な状態。
純正フィルター
外したところにK&Nのフィルターを取り付けようとしたところ、どうも綺麗に入らない部分があることに気づいた。ボックスの下パーツは、真四角の箱じゃなくて、全体が平行四辺形みたいな角度が付いた構造をしている。なもんで、K&Nのような形状だと、部分的にこのテーパー加工の面が干渉してフィルターがゆがんでうぃまうわけだ。これに対応するために、取り付けにあたってはフィルター側の加工が必要になってくる。
下の写真の囲んだ部分を、斜めにそぎ落として干渉しないようにしなきゃいけない。
斜めにそぎ落とすところ
で、加工してフィルターを取り付けた写真がこれ。
K&Nのフィルターを取り付けたところ
ボックスをバラすだけでも大変なのに、蓋を取り付けるときにはまた工夫が必要になる。というのも、上パーツを固定する4つの爪のうち、写真で右上の隅にある爪が、蓋を取り付けた後だと手が入らず、爪を引っかけることができなくなってしまうわけだ。どう頑張っても無理なんで、針金でわっかを作って爪に引っかけて引っ張りつつ、横からながーいドライバーを差し込んでサポートすることで固定できた。何万kmで洗浄するかわからないけど、外すのに相当大変な思いをすることになるんだろうな。。。