さらばMMS!楽ナビ取り付け仮組み編

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幼稚園の発表会を、運よく午後の部最初だった娘のクラスだけ見て早々に退散し、若葉台公園の駐車場でS6にナビ取り付けを決行。
今日は暗くなりはじめるまでの2時間半しか時間が取れず、写真の通りフェイスパネルを取り付けるには至っていない。ホントにナビだけ動くように収めたという程度で、見栄えや綺麗な配線については相当考える必要がありそうだ。何を調べなきゃいけないかは今日の作業で全部見えたんで、次の作業までに準備して、次で完璧に取り付ける予定。
とりあえず押し込んだ

まず、取り付けキットに付属のラジオリムーバーでMMSを引っこ抜く。仕舞うときのことを考えて、ひとまず引っこ抜いたらディスプレイは閉じておいたほうが賢い。(うかつにも、閉じないまますべてのケーブルをはずしてしまって、今も開いたままトランクに放置されてしまっていたりする)
MMSを引っこ抜く
取り付けキットの手順に従い、MMSを引っこ抜いた穴の左右にスペーサーを貼り付ける。
左右にスペーサーを貼り付ける
続いて、ナビ本体のトヨタ用取り付け穴に、取り付けキット付属のパネルと、フェイスパネル固定用の爪を共締めする。このパネル、写真を見てわかるように、1個だけねじ穴が全然合わないんで、使えるねじは左右3本ずつってことになる。取り付けてから思ったんだけど、爪をパネルの上に共締めすると、あとで、ナビをフレームに差し込むときに爪の厚みの部分で引っかかりがでてスムーズに出し入れするのが難しくなるんで、案外、パネルの下に爪を挟んだほうがいいのかもしれない。
サイドパネルをねじ留め
あとはMMSの背面にはめ込んであったコネクタ類を、取り付けキット付属のケーブルと接続し、ナビ側のケーブルと繋いで、MMSを抜いた穴にはめ込んだフレームにナビ本体を入れるだけ。でも、ここが最大の山場。

上の写真では何とか収まっているように見えるけど、横から見ると相当飛び出てる。とてもとてもフェイスパネルを取り付けられるような状態にはたどり着けなかった。思いついただけ注意点を挙げると、今のところこのくらいかな。

  • あらかじめ、取り付けキット付属のケーブルとナビ側のケーブルのコネクタは合わせておいたほうがいい。楽ナビの場合は、ナビ側のケーブルのアンプコントロールとアンテナコントロールが平型のメスなので、取り付けキット側の丸いオス端子を平型のオスに付け替えておいたほうがいい。
  • 取り付けキット付属の8pinコネクタを2段で取り付けるかのような記述のあるコネクタは、実際にはBOSEサウンド装着車の場合は電源や車速信号の出ている片方の段しか使わない。不要なケーブルがもう一方の段から大量に生えているので、予めコネクタ類を切断するか、根元から綺麗に引っこ抜くことができれば抜いておいたほうが、ナビ本体を押し込むときに窮屈にならないし、無駄な配線で戸惑ってしまうことも無い。(理想は、この8pinx2段のコネクタを半分に切断したほうがいいのかも)
  • ナビ側の配線で、とにかく無駄に長い線が多い。また、使わない線もあるので、予め切るか、何らかの処理をしたほうが作業が楽になる。(パーキングブレーキは短く切ってアースに直結、車速信号は短く切って丸いオスの端子に付け替え、バック信号線はバックカメラを取り付けないなら根元付近から切って絶縁処理)
  • カロナビの場合、既存のGPSコネクタの四角い枠を切り取れば、既存のコネクタも使えそうな気配だったけど、信号が同じかどうかわからないので、そこまで冒険する気にはなれなかった。GPSアンテナ、ビーコン、音声入力の線は、センターコンソール足元(左ハンドルだから右足側)に穴があって、ナビの取り付けスペースから長いドライバーを突っ込んだら先が出てきた。ダッシュボード周りを外す気力がなければ、その経路でケーブルを通して、ステアリングコラム下の車検証入れみたいな場所に束ねたコードを押し込んでおけばいいかも。そこから、ドア側を回して、運転席のメーターの盛り上がりの向こうに貼り付ければ、運転席から余計なアンテナ類が見えなくてすっきりしそう。ただし、その場合はAピラーのカバーを外す必要がある。
  • Aピラーのカバーを取るには、天井のハンドルを取り外さないといけないんだけど、ここがT27のヘクスローブじゃないと回せないから注意。今日はビットだけは持ってたんだけど、肝心のドライバ側を自宅に忘れてしまって、ねじを回せなくてAピラーのカバーが外せず断念。。。ちなみに、天井のハンドルは、ハンドルを下げて、下げ切ったところからマイナスドライバーを突き刺して、てこの原理で上に持ち上げてカバーが外れるタイプ。これに気づくのにちょっと時間を要してしまった。まだ接続していない地デジのフロントガラス用アンテナも、Aピラーのカバーを外さないと取り付けられないんで、ヘクスローブは絶対必要。
  • BOSEサウンドの場合、レベルコンバータを動かすためなのか、アンプコントロール線は繋がないと音が出ない。楽ナビの場合、アンプコントロール線は電源やスピーカーの最低限必要な線の束とは別の、オーディオ用ケーブルの中にあるんで、この線だけのためにこのケーブルを繋ぐ必要が出てくる。ただし、このケーブルがまた曲者で、リアモニターやAV入力など、余計なRCAメスコネクタが盛りだくさんなんで、余計にナビを押し込むスペースを圧迫する。うちはゆくゆくはリアモニターも考えてるんで、すべてが無駄ってわけでもないけど、そうじゃない人は余計な線を切断するか、中古のケーブルでも手に入れて、そっちを切断して使ったほうがいいかも。とにかく、不要なケーブルは切って取り付けるくらいの気合がないと無理。
  • ナビ本体を押し込むときに、取り付けキット付属のケーブル類がスペースを圧迫して奥まで綺麗に押し込むのは至難の業だ。そこで必要と思われるのが針金。コネクタ類は、ナビのスペースの左右のちょっとした隙間に押し込めればどうにかなりそうだ。なので、GPSのケーブルを引き回す穴から針金を差し込んで、コネクタを奥の隙間に引き込みながらナビ本体を押し込むようにすればうまく入るはず。
  • 取り付けキットに謎の記載があったイルミネーション線だけど、実際のコネクタを見てみたら、取り付けキットのオレンジの配線が出ている端子には車両からの線が来ていなかった。果たしてMMSは何でイルミネーションの信号を検出しているのか。。。やっぱり、灰皿周りを引き出して、指定された色の線にかしめるしかないのかも。
  • 配線は、MMSを使わなくなることで不要になるものと、社外ナビでも使うものに分けて束ねなおしたほうがいい。じゃないと、いらないコネクタも、ナビの抜き差しと一緒に押し込む必要が出て無駄な労力を使うから。具体的には、細い単線のケーブル2本(3本だったかな?)と、スピードメーター内のドットマトリクス画面に情報を出すための一番デカいコネクタ。これらはまとめて奥に押し込んでしまうといい。エアコンパネルを引き出すことがあれば、その奥に押し込んで2度と出てこないようにしてしまえばストレス感じなくてよさそう。
  • 地デジチューナーが何気にデカいんで、グローブボックスに入れるのは難しいかもしれない。ナビ付属のアンテナ線は、チューナーを右側に設置することを前提にしているのか、左側用が長くなっている(単純に左右でケーブルを交換して平気かどうかは未確認)。ステアリングコラム下のスペースにチューナーを固定することができるようなら、グローブボックスに押し込むよりは取り付けが楽そうなんだけど、これも実際仮組みしたりしないと判断が難しいところだ。

ナビ本体の電気的な接続は今日の作業で終わったんで、次は、地デジチューナー、アンテナ取り付けと、最終的に見た目を綺麗にするためのすっきりした配線方法について調べながら作業したいと思っている。確実にこなすには、作業時間は丸1日必要かも。