大型教習十一日目

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

梅雨入りしたってのにもの凄い暑さだ。死ぬ~と思いながら時間通りに教習所へ。今日は富士山がよく見えるなー。
今日のコースは1コース。一昨日が1コースだったから予想通りだ。今日は土曜日だから通常の教習生も多くて、コースはとても賑わっていた。今日の卒検は3人で大型はオレだけ。こうやって見ると、結構大型教習に来る人って多くないんだな~ってのがわかる。
遠くに白い富士山が見える

2回目といえども慣れるわけもなく、どちらかというと、苦手なところがハッキリしてきただけに余計に緊張した。完全にドライな路面だから急制動は11mなんだけど、あまり綺麗に11m未満で止まれたことがないんで、これは結構苦手。前回やっちゃったスラロームももちろんだ。中型の2人の試験を見ていたはずなのに、あまりに緊張して、直前の人が1周少なく外周を回って終わったように見えてしまったほど。

3番目のオレの番が来て、バイクにまたがってから深呼吸しながらキーを捻ってスタート。4輪コースに移動する道で、ウィンカーを左に出すべきところでうっかり右を出してしまった。すぐに気づいて切り替えたし、あくまで連絡路上のことなんで減点対象じゃなかったみたいだけど、ミスったと思ったときはちょっとドキッとした。最初の特別課題、苦手の急制動は今までの中で一番出来が良いと言えるくらい短く止まれて、10m位の位置にラクラク止まれた。  けど、だからといって緊張が和らぐわけでもなく、そのまま2輪コースに戻ってドキドキしながら残りを継続。坂道発進、踏切を過ぎて、S字は入り口でアウトギリギリを回りすぎた感があって、危うく外の縁石に当たりそうになったけど、どうにかリカバー。その後のクランクは危なげなくクリアして、出口でちゃんと1速に落として直後の一時停止に難なく停止(1人目の人が思いきり2速のままクランクを抜けて、一時停止ラインで右足付いて1速に落として減点されてた)。今日の試験車両はギアの調子が良くて、3速から2速に入れるときにニュートラルまで落ちることもなく、シフトチェンジも割とスムーズだったのは良かった。その後の平均台では後半結構粘りすぎてしまって、もうすぐ終わりというところで失速してしまった。慌ててアクセルを開けて、タイヤが落ちかけながらも後輪はちゃんと平均台に乗ったままクリア。問題はタイムだけど、この際どうでもいいや。で、波状路。前回タイムが短かったんで、なるべくゆっくり走ったつもり。そのまま外周を1周回って最後のスラローム。とにかく落としすぎというくらいに進入速度を落としていった。これもタイムは二の次。とにかくクリアすることが大事だ。ゆっくり入って、かつ、曲がる直前のブレーキも強めに掛けた甲斐があって、のんびりミス無くクリア。  そのまま発着点に戻って終わった。
この時点で13:40くらい。合格発表は14時くらいからだったんで、教室前まで戻って、今日卒検を受けた中免の若者と話しながらコンビニおにぎりで昼食を摂った。

14時をちょっと過ぎて教官がやってきた。部屋には四輪の修検の人達もいたけど、二輪の卒検メンバーだけ集められ、四輪とは別のテーブルで合格発表。中免の二人は結構ミスってたみたいだけど、70点ギリギリで合格。特に一人目の人は、四輪コースで前にいた検定車両の横をすり抜けてしまって、相当ヤバかったらしいんだけど、コレに対する減点の項目が無いと言う理由で、減点することができないという理由から合格だったとか。二人ともクランクでパイロンに当てちゃったらしいんだけど、パイロンに当てても即不合格じゃないんだね。これは驚いた。

発表3人目、オレもどうにか80点で合格できたけど、減点理由を聞いてちょっとがっかりというか。。。クランクを抜けてからの左右の確認が出来てなかったというのと、波状路でのタイムが4.88秒だったらしい。それぞれ10点ずつの減点みたいだ。平均台の最後がヤバかった点は指摘があったけど、タイムは10秒を超えていたみたいだ。スラロームはギリギリ7秒を切ったくらいで、大回りだったことを指摘されたけど、そこはしょうがないね。もう当てたくないし。
発表が終わってから、卒業の手続き。やったことと言えば、アンケートに答えてから、奥にある応接間みたいなところで卒業証書をもらいながら最後の話をされたくらい。が、ここでもサプライズが。オレの住所を見た、そのおじいさん教官みたいな人が、「鈴木さんは小錦のマンションに住んでるのか!?」って。「なんで、知ってるんですか?」と聞くと、うちのすぐ近所に住んでるようだった。。。うちのマンションの近くまでよく散歩にくるらしくて、その後は他の2人をさしおいてはるひ野近辺の話題ばっかり。栗平でこの前衝突事故があったとか、平尾団地で単独事故があったとか、京王のゴルフ打ちっ放しのところでは取り締まりをよくやってるから気をつけろだとか。あまりにもローカル過ぎて、他の二人にはとても申し訳なかった。
それ以外の話だと、その教官?が東名で秦野近辺を40km/hオーバーで走っているときにパトカーに止められたことがあって、そのときはアユ釣りの帰りで、腰まで水に浸かっていて腸が冷えてたもんだから、腹の調子が悪かったっていう話をしたら見逃して貰ったんだそうな。って、卒業する人にする話が違反を見逃して貰った昔話かよ!と、誰もが突っ込みたくなる中身だった。

そんなわけで、合格まで11日かかった。1ヶ月はかからなかったんで、ぼちぼちかな。一日も早く二俣川に行かないと。
卒業証書