DiGiMatrixを更に調べたところ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

 さすがに正月明けの日本の深夜時間帯の勤務は激しく暇で、こちらでの1/2から三日間は何も問い合わせが無かったので、ただひたすら暇つぶしをしていました。時間があるのをいいことに、DiGiMatrixのことを調べまくっていたのですが、英語のページを見ている限り、日本で売られている外付けのドライブベイ(正式名称サブシステム)付きの写真が一切ありません。マニュアルをダウンロードしてみたところ、付録の項目の中に書かれているので、決して存在しないものではないようなのですが。更に深く調べてみると、日本で売られているモデルは、元々オプション扱いのサブシステムをバンドルしたパッケージのようです。海外でのレビュー記事には、サブシステムが別売りなのが悪い点などと書かれていることもあり、私の認識は間違っていた模様です。

 では、サブシステムは手にはいるのか?という疑問に行き着くわけですが、どうやら無いみたいです。そうなると、平均して$350くらいの市価のUSで買って、かつ送料に$20くらい取られて、日本でlivedoorのiC-TVを単体で買ったとすると、サブシステム抜きのiC-TV BOXを日本で買った方がむしろ安いということに気づきました。大体、ソフトに13,000円っていうのが…もっと痛いのが、WMCEがこのハードに対応していないことです。いくらなんでも、統合されたハードでWMCEが動かないことはないだろうと高をくくっていたのですが、海外の掲示板ではWMCEが動かなかったという報告がちらほら。終わってます。更に、付属のASUSの録画ソフトは使い勝手が悪いという報告もあり、iC-TVを使わないことにはどうにもならない予感が。
 そんなわけで、日本でiC-TV BOXを買って組み立て、予めこちらで用意しておいたLinuxのVPCイメージをDiGiMatrixにインストールしたVPCで走らせておけば、録画はリモートデスクトップで行い、変換は適当なコンバータに任せて、WebサーバーはVPCのLinuxで…という環境が作れるような気がしてきました。そこまでやらなくても、今使っているマシンにPCIのNECコントローラを載せたUSBボードを取り付ければいいという話もあるのですが。