休みのはずでしたが

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 朝5時半に目が覚め、そこから席の片づけを開始して、どうせなら誰かが出社するのを待ってから、一声かけてから帰ろうと思い、9時を過ぎでも会社にいたのですが、私しかいない状態で、今日の昼当番のはずの同僚から電話が来て「寝坊したから、もしも問い合わせが入ったら代わりに繋いでおいて欲しい」という連絡でした。まぁ、何も来ないだろうと思っていると、その同僚の席に窓口から電話が来て、見事に自分の当番でもない日に対応する羽目になったのでした。
 本当なら、今日は妻と焼き肉を食べに行くつもりだったので、昼に帰り着けるように会社を出ようと思っていたのですが、妻からの連絡で、行こうとしていた焼き肉屋は平日の昼には営業していないらしく、焼き肉はおのずとお流れ。急いで帰る理由もなくなったので、そのままチームのメンバーと昼食を食べにいき、携帯の機種変をしてから、普通に真っ暗になってから同僚に挨拶をしてから帰りました。

 妻の実家に着いたのが夜の8時半くらいだったと思いますが、出発の準備をしていたときに、大変なことに気づいてしまいました。今回の赴任はパスポートにビザが貼り付けてあるから何も他に特別なものは不要だと思いこんでいたのですが、よくよく考えてみると、実は、ビザ申請したときに大使館から送り返されてきた資料が入国のときに必要だったような気がしてきたのです。大急ぎで、過去にビザを取得してUSに半年いた同僚に電話して聞いてみると「そんなものは要りませんでしたよ。持っても行きませんでしたし。それどころか、私は捨てるくらいの勢いでした。記念にと思って取ってはありますが」との答え。うーん、怪しい。改めて、もう一人の、同日出国の同僚に電話してみると、封筒に、入国の際に提示するようにと書かれているというのです。席の片づけの際に、ものの見事に段ボールにしまったのを覚えているので、その瞬間に青くなりました。仮に会社に取りに行くとしたら、車通りが少なくなった真夜中に自力で行くしかありません。が、その同僚はまだ会社にいて、探して成田まで持ってきてくれるというのです。一時はどうなることかと思いましたが、本当に救われた気分でした。あとは荷物を整理するだけです。