今年はもう無理だろうから、山形に行ってみて使い勝手が悪かったところを改善したグランドシートバッグ用ベースを制作した。
基本的なMFK-222を乗せる部分の形状は変えず(300x350mm)、それ以外の部分の形状を変更した。

やはりなんといってもT字型の縦棒部分に相当するキャリアーに乗せてあった部分はキャリアーがフルに使えない不便さが凄かったので無くした。
また、キャリアーに乗っていた部分はベースのねじれ方向の傾きを抑えるために何らかの方法でキャリアーに固定する必要がありましたが、これが結構大変だったので、キャリアーの台形状のフレームの空間にぴったりハマる板を作ることで、板さえはめてしまえば左右に傾かないようにしました。高さ90mm、下底が225mm、上底が165mmの台形で、カーブしているところは木工ヤスリで現物合わせして削っています。また、キャリアのネジと干渉するところは丸く削っています。


今回はベニヤ板の厚さを10mmほどに増やしたので、以前作ったものよりも土台が高くなっています。あまり重心は上げたくないものの、板を固定する角材は厚みが必要なので、どうしてもこのくらい上げざるを得ません。

目指していた丈夫さは出ているようですし、ねじれの向きで板が動くこともありません。
唯一残っているのは、板自体が前に移動する余地があるので、Uフックを左右に取り付けてラチェットベルトで固定できるようにするくらいでしょうか。
あの台形の板がキャリアーの穴から外れたら致命傷なので、確実に前後の動きを封じる必要があります。
あと、台形の板のくりぬき方次第ではトップケースを取り付けることも可能ではあるものの、かなり大胆に肉抜きが必要になるので、ねじれへの耐性が下がる加工は無理かも。
コメント