今年こそバイクで帰省するぞ、とTANAXのグランドシートバッグ MFK-222を綺麗に固定するための方法を再検討し、これまでシートの上に木製の小さい簀の子(すのこ)を乗せていたのを少し改良しました。
ポイントは、Hepco & Beckerのキャリアに少しだけ乗っけることで左右のぐらつきをなくしたところです。ただ、これをやると、キャリアにトップケースを乗せるという当たり前にできていたことができなくなるデメリットはあります。
まず、これが今回作ったベースの部品の寸法です。
使ったのは、10mm厚の合板(300mm x 900mm)をホムセンでカットしてもらって、角材もホムセンで売ってる普通の角材をカットしたもの、固定するための木ネジと下穴を開けるドリル、塗装はダイソーの黒ペンキと刷毛です。
見ての通り、角材を上下から板で挟んだだけの作りで、上から見るとT字になっています。
幅190mmというのはHepco & Beckerのキャリアの穴に通せるギリギリな幅で、350mmというのはMFK-222の底にあるくぼんだ面の幅に合わせるためにこのサイズにしています。
ねじ止めする前に部品をただ置いた状態。まぁ、よさげです。
余り手作り感が出ないようにダイソーのペンキで塗装しました。
MFK-222を乗っけたときにケース下の出っ張りの間に板が綺麗に収まって左右にずれにくくしてあります。
下から見ると、しっかりケースの凹凸に板がはまっているのがわかります。
横から見るとなかなかのタワー
実際に走っていないので、この時点ではあまり問題はないんじゃないかと思っていましたが、いざ全部詰め込んで重たくなったら問題がわかってきました。
真横方向にはズレないものの、
- ブレーキングによってベースが前にずれる場合がある
- 荷物の重さでベースが左右に傾く危険がある
ということ。
前にずれるのを防ぐには、何らかの方法でベースをキャリアに固定するフックみたいなものが必要ですが、もう工作している時間はないので100均に売られている滑り止めマットでしのぐことにして、左右の傾きは、キャリアに通してある部分をベルクロのベルトでキャリアにグルグル巻きに固定することで金属製キャリアと一体化させることで対処しました。
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