バイク事故のニュースも多いし、スマホホルダーにスマホを置いただけじゃそれほど役にも立たないし、バイクの装備も現代風にしたいなーと思ってドラレコとスマートモニターが一体になった製品を取り付けることにしました。
バイク用のドラレコは数あれど、どれもカメラの画質がイマイチという印象でしたが、EONONのP6というドラレコはフロントカメラが4Kでリアが1080pというちょっと高画質な構成です。モニターは7インチと大きく、解像度は1024x600ピクセルと高くありませんが、運転中に情報を確認する目的では解像度よりも画面の大きさだと思うので画面サイズ優先でこれにしました。
ドラレコ自体にGPSアンテナも付いてるし、タイヤ空気圧モニター(TPM)もセットになってるし、ハンドルに取り付けるリモコンも付いているので足りないものは何もありません。Apple CarPlay/Google Autoのどちらにも対応しています。購入価格は18000円台でした。
本体はハンドルバーに取り付けるだけなのでいいとして、一番工夫が必要なのは前後のカメラの取付方法とケーブルの取り回しです。振動が大きい車両なので特に。
リアは、よくあるナンバープレートに共締めするタイプのカメラステーを使いました。カメラのケーブルはフェンダーに穴を開けて引き込もうかとも思いましたが、ナンバー灯の穴からシート下まで通せそうだったので、シート下にあるフェンダーを固定している緑のボルト5本を緩めて配線通しワイヤーを使ってシート下に通しました。フレームからフェンダーを外せさえすれば楽勝でした。
カメラステーはKaedearのを使いました。カメラ自体は両面テープだけだと不安なので、タイラップで補強するか、ステンレス用のドリルで穴を開けてカメラの土台をねじで締めるかという感じです。
それなりに存在感はあります。
フロントもKaedearのフロントフォーク用のカメラステーを使いました。
左右のフォークそれぞれに別型番があるんですが、正しい向きのを買うとフォークの外にカメラが出っ張るようになるので、敢えて逆用を付けました。(左フォーク用を右フォークに取り付けている)
そうすることでカメラが内側に入って目立たなくなります。
本体はハンドルバーに固定するしかないわけですが、最終的なこの形に落ち着くまで短期間で色々無駄な買い物をしています。
向かって右のミラーにタイラップ留めしているのはドラレコ用のGPSで、録画データに位置情報を埋め込んだり、モニターの標準機能として画面右上にコンパスが表示されるので、方角表示にも使われているようです。
左はETCのアンテナをミラーに共締めしています。今まで軽自動車登録したETCを使っていましたが、この機会に全アクセサリーを入れ替えようと、ミツバの二輪用ETCを買いました。バイク用は本体サイズも大きいし、蓋が付いていたりと正直不便さしかないんですが。
正面から見るとこのくらいの高さです。
ただ、これは色々試行錯誤して、最終的にアリエクでこのクランプを見つけられたからできたことです。標準で付いてくるクランプを使ったらとんでもないことになりますし、見た目は本当に格好悪いです。
目線としてはかなり上から見下ろすように設置したほうが見やすいですが、取付位置を下げ過ぎるとキーを回せなくなるのと、上げ過ぎると見た目の悪さとメーターの視認性が下がります。また、画面は光沢があるので、上を向けていると空の色が反射して見づらくなります。非光沢の汎用フィルムを貼るか、角度を付けるかのどちらかでしょう。
特に、グローブしたままでキーを回せるかどうかは重要なので、そのバランスを取って位置決めします。写真ではハンドルクランプの間にRAMマウントのクランプを取り付けていますが、あまりに操作しにくいようであれば、クランプの外側(クラッチレバー側)にマウントのクランプをオフセットさせてモニターを少し立てたほうがキーは回しやすいんじゃないでしょうか。
これがアリエクで買ったFANAUEというブランドのRAMマウント用クランプです。
一般的にRAMマウントは、ボール、中間クランプ、ボールをいう構成のため、必ず途中に中間クランプが挟まるようになっていて、このクランプがどれだけ短くても60mmあります。
また、連結部分が増えることで走行中に振動で緩むポイントも増えますし、各関節は90度までしか曲がらないので、モニターの位置を下げられる限界が結構高い位置になります。
クランプとボールだけならいいのに、、、と思ってアリエクで探していたらこれを見つけることができました。値段は1,600円くらいでした。サラサラした質感の金属製で、とても質感も高く、期待通りモニターを下げられます。
これがクランプの比較ですが、右がドラレコに同梱されていた組み合わせで、真ん中がAmazonで買ったKaedearのボールマウントと90mmの防犯中間クランプ(樹脂製)、左がアリエクで買ったクランプです。どれだけ短くて見た目がいいかわかってもらえるでしょうか。
ドラレコの取付の他には、今までエーモンの1245というリレーを使ってアクセサリー電源を作り出していましたが、DAYTONAのD-UNIT+という配線を整理するのに便利なターミナルに置き換えました。配線はスッキリしましたが、D-UNIT自体がそこそこ大きいのとミツバのETCが大きいので、シートがうまくはまりにくくなりました。(車載工具が当たってしまう)
タンク内に残った腐ったガソリンもほぼ使い切れそうなので、近々高速に試走に行きたいところです。
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