ヤフオクでXeon Platinum 8273CLという28コアのカスタムXeonを61,000円で買ったんですが、スペック的には8276Lと同じなのでDELL 7920でも動くか？なんて思ったのが大間違いで、HP Z8 G4では動いたりするみたいでしたが、DELLではマイクロコードからこのCPUの情報が抜かれているのでダメなんだそうな。
購入後に購入したショップから連絡が来て、Amazon EC2サーバーやASRockの一部のマザーでしか動作しないCPUですがいいですか？って聞かれて、慌てて色々検索したらこのスレッドを見つけました。DELLでは動かないってわかりやすい結果も添えられていて、諦めがつきました。
そんなわけで、落札金額に近い、「C」が付かない(カスタムではない)型番のXeonということで、6230無印を選択しました(20コアでTDP 125W)。値段は58,000円でしたが、5,000引きのクーポンがあったので、7920の抜け殻同様、そこそこ安く抑えられました。クーポンは1つの落札にしか使えないので、2個目のXeonを買うのは改めてクーポンを手に入れられる来週以降ということになります。
TDPが低いXeonは、メモリアクセスの速度がCascade Lake世代の上限2933MHzよりも低い速度になっているパターンがありますが、6230はきっちり2933MHzです。コア数はトータル40コアどまりなので、モンスターマシンという感じではありませんが、消費電力とのバランスでいったらこんなもんでしょう。
中国からやってくるんですが、この時はおそらく最短くらいの時間で届きました。
YunExpressからりんくうに着いて佐川にリレーされる流れです。
さっそく、動作しているPCからメモリーとビデオカードを抜いて起動確認してみたのですが、LEDが白とオレンジ2回ずつ点滅して電源が落ちてしまいます。DELLのサイトで確認したら、これはBIOS以上でリカバリーモードになっているんだとか。
一瞬冷や汗が出ましたが、リカバリーモードということは回復できる可能性のほうが高いので、CMOSリセットとマザーボード上の電池を抜いて電源ボタンを押す方法を試してみて、状況が変わることに期待しようと思います。あまり深追いせずに、パーツをもとに戻してこの日はあっさり諦めました。
また、起動用のSSDを搭載するためのDPWC400も昨日届きました。
512GBの中古SSD付きで8,000円でしたが、これもクーポンが有ったのでちょっと安くなりました。
x16のPCIeスロットに挿すと、4本のnvmeのSSDを取り付けられるというものです。
RAIDも組めるそうですが、SSDでRAID組む必要があるような使い方はしないので、BIOSでRAIDは無効化して単独のディスクとして認識させます。
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