仕事で使用しているサーバー機の起動ドライブの空き容量が30GBほどしかなくて、際どいところで使い続けているんですが、安心して使い続けられるように大容量のSSDに買い換えました。
世代的にPCIeに接続されたnvmeのSSDから直接ブートする機能が無いので、Option ROMが乗ったSSDしか使うことができません。なので、これまではSamsungの950 PROの256GBを使っていました。同じ950 PROには512GBもありますが、そもそも古くて市場に出てこないので、PlextorのM6Pe/M8Peなどを含めて探しても見つかりません。他の選択肢はないものかと探してみたところ、SamsungのPM953/PM963などもOption ROMが乗ってるようです。
PM953は22110という、普段店でみかける2280よりも3cm長いサイズです。
そもそもこんなに長いSSDがあること自体知識として無かったんですが、ヤフオクで手に入れて届いて見てびっくりしました。950 PROの中身をクローニングソフトでコピーするとき、PM953を外付けケースに入れようにも入らないわけです。でも、実際には入りきらなくても端子さえ接触していればいいので、物理的に収まらないことはクローニングの妨げにはなりませんでしたが。
クローニングは問題ないとしても、実際にPCIeのスロットにSSDを取り付けるにはアダプターが必要なわけで、2280までしか対応していないアダプターでは当然収まりません。
どういうわけか、SSDのアダプターは、コネクターがケースの内側に着いているものがほとんどなので、逆向きのデザインだったらボードからSSDが飛び出ても付きそうなものですが、そうもいきません。22110だけは22110に対応したアダプターを買わないと使えないわけです。
仕方がないのでAmazonで買いました。NGFFのSATAも取り付けられるものが999円でした。
ただ、ヒートシンクは主に80mm用が多いので、110mm用のヒートシンクが必要であれば、それもそれで買う必要があります。今回は80mm用とセパレートのヒートシンクを張り付けることで対応しました。
こうやって並べてみると、22110がどれだけ長いかがよくわかります。
SSDのクローニングは、ここ最近はMiniToolsのShadowmaker Freeのみが無償で使えます。昔はEaseUSのフリーのが最もメジャーだったと思いますが、クローニングは有償版に移ったらしく。
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