ここ数日色々計測してきて、いくつかおかしなことに気づいたので残しておきます。
決定的におかしいのはアプリに表示される血糖値データです。
ちょっとだけおかしいのは、睡眠の質の分析データです。
血糖値は明らかにおかしいんですが、端的に言うと、H Bandというアプリはスマートウォッチから血糖値データを読めていません。なんだかそれっぽいグラフや数値が表示されますが、これはあらかじめアプリに仕込まれたベースラインのデータを微妙に揺らせてそれっぽく出力しているだけで、実測値ではありません。
これはアプリの今日の12時台の実測値ということになっていますが、1枚目の写真のとおり、12:03に計測した値は4.47mmol/Lで、ここで表示されている値と全く異なります。時計側で手動で計測した値はここに乗ってこないという考え方もあるかもしれませんが、次の画像は明らかに変です。
見てのとおり、ここ4日弱、血糖値のグラフが完全一致に近い遷移を示しています。
問題なのは4日目。今日は朝食をあえて食べずに水だけ飲んで、中学校の学校公開のために往復3km歩きました。帰り道は血糖値低下気味で頭がふらつく感覚がありましたが、しっかり9時過ぎから血糖値が普段通り上昇しています。これはおかしな話だと思います。
そもそも、普段は、朝は超あっさり、昼はしっかり食べて、夜は炭水化物を食べません。なので、ピーク値が食事の採り方を無視して同じになるのもおかしな話です。朝食は8時ごろ食べていますが、上昇する時間もだいぶ遅くからですし。
そういう理由から、スマートウォッチ自体には血糖値を測定する機能はあるものの、アプリで表示しているデータは嘘だと思うわけです。
また、睡眠の質に関しては、普段意図的に水分を多くとるようにしているので、夜中にトイレに起きることが多いんですが、トイレに起きても覚醒として計測されません。これまで使ってきたスマートウォッチやバンドは、夜中に起き上ったら覚醒としてカウントできていましたが、時計のせいなのかアプリのせいなのか、覚醒として表示されません。
トイレに歩いていくので、当然歩数や歩いた時間帯はカウントされます。
H Band自体はE500用に開発されているわけではなく、中華スマートウォッチの多くが連携アプリとして使っている関係上、どれかのデータ処理に問題があっても不思議ではありません。組み合わせるデバイスによっては、全部のデータが正しいかもしれませんが、事前に知ることはできないし、この不具合を報告する先もありません。
幸い、ECGは正常そうに見えるので、心電図を採る分には大丈夫そうですが。
ハードとソフト両方をしっかり作ってくれそうなXiaomiやHuaweiといった大手で同等の機能を持ったものが日本で発売されればいいんですが、当面は無理でしょうね。
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