Life with 34

今日は有給を取って休みを繋げちゃいました。
これまで、様々な道具を買うだけ買ってきましたが、行かないんじゃ意味がないので、今更ながら平湯キャンプ場に行くことにしました。夜中の気温は1桁台だと思うので、相当厳しいことが予測されます。
風呂に入れたらベストですが、湯冷めしたら困るので、入らないほうが命を守れるかもしれません。

平湯まで松本経由で行くのであれば、距離は240kmくらいしかありません。
特に急ぐ必要もないので、走行車線をノロノロ走っていたところ、9:40ごろに双葉SAに着いたとき「ずいぶん安全運転ですね」と、私よりも10歳くらい上のライダーに声をかけられました。途中で追い越されたみたいです。
だって、早く着きすぎても困るし、こっちは調整しながら無理のないスピードで走ってるんですよ。
その人が乗っていたのはドカのSTか何かでした。ドカに乗ってる時点で速いのが好きなんでしょうね。

結構ゆっくり走ったつもりですが、双葉SAにいる時点でまだ10時前なので、残り100kmちょっとにかけられる時間にも限りがあります。特に買い物をする必要もないので、給油以外の寄り道は不要ですし。
諏訪湖を過ぎてからはいきなり雲行きが怪しくなり、小雨がぱらつくことがありました。
予報では雨は降らないということだったので、それを信じて、のよさの里のようなキャンセルが不要な平湯キャンプ場にしたんですが、結局降っちゃうんだったら全然意味ない気がします。裏目裏目だなー

で、安房峠のトンネルを抜けたら雨が降ってるわけですよ。もう、愕然としましたね。
チェックインするとき、好きなところにバイクで入って行っていいと言われました。もうオフシーズンですしね。
自分の記憶では、トイレの上にテントを張ったので、恐らくこのあたりだったと思います。
斜面を登り切ったくらいの位置。

本降りになったらたまらないので、とにかく大急ぎでテントを張りました。
が、今回持って行ったNature Hikeのテントは、去年の春に買うだけ買って一度も開けたことがないテントで、中が何なのかを知らずに持って行ったという代物です。インナーテントを広げて愕然としました。この季節にフルメッシュでした。
つまり、外気を遮るものはフライシートくらいしか無いようなもので、結構外の気温がダイレクトにテント内にも伝わってくる感じです。

これに加えて、準備不足によるアクシデントが続きます。
いつものコールマンのフェザーストーブを使おうとしたところ、燃料コックからのガソリン漏れで全く使い物になりません。
いつも試運転してから来るんですが、9月に一度キャンプを計画して動作確認したときは問題なかったので、そのまま持ってきてしまったんですね。まさかこの短期間でOリングがダメになっているとは。。
幸い、トランギアは持って行っているので、アルコールストーブでお湯を沸かしてコーヒータイムとなりました。
その後、あまりに寒いしやることもないので、テントの中で軽く昼寝したところ、これがまた寒い！！
昼の時点でこれだと、命の危険すらあるのでは？と思い、管理棟があいているうちに毛布をレンタルしに行きました。
毛布レンタルはギリギリまで思いつかなかったので、気づいてよかったです。

とても風呂どころの話ではないので、帰り道の諏訪湖SAの温泉に入ることにして、とにかく食事して寝ることにします。
一応ハイボールも持ってきてはいましたが、寒すぎて全くの向きがせず、2口くらいでサヨナラしちゃいました。
プチっと鍋のキムチ鍋はなかなか美味しくて、ほぼ野菜だと思うと、なんの後ろめたさもなくガンガン食べられます。

一応星が出たりはしていましたが、フェザーストーブが使えない以上、ヒーターユニットで暖を取ろうと思っていたのもできなくなり、とにかく寒いので寝るしかありません。色んな疲れもあって寝られるはずです。

で、寝袋に入ってはみましたが、持って行った寝袋も3シーズン用で5度くらいまでしか使えないものだったので、ぶっちゃけ全然温かくなりません。テントの中は外気とほぼ同じくらいの空気が入り込んできますし、フライシートも雨で濡れているので、しっかり熱を奪ってくれます。
できることとしては、借りた毛布をしっかり全身に巻き付けて、持っている着替えを全部寝袋に詰めて暖かくなるのを待つだけです。

夜中に何度も目が覚めましたが、死ぬこと無く朝を迎えることができました。
途中、トイレに行くために寝袋からでなければならなかったんですが、バイクを見たらしっかり凍っていました。
写真のファイル名を見ると、夜中の2時半過ぎだったみたいですね。