Life with 34

ここ数カ月、親父と会話していると短期記憶が怪しくなっていることが見て取れて、これは一度物忘れ外来で状態を診てもらわないといけないだろうと思っていました。
近い身内に認知症の人がいるので、どんな感じで始まるかは聞いていたし、実際それと似た状態だったので。
ネットで調べると、北村山公立病院の物忘れ外来の初診は毎週火曜日にしか受け付けていなくて、それにはかかりつけ医の紹介状が必要とのことだったので、たっぷり1週間の休みを取って、できるだけのことをやっておこうと思った次第です。
もうバイクで帰れる時期ではなくなっていたので、人生初の夜行バスってのを使ってみました。山形まで片道たったの4,000円くらいです。(時期によって値段が変動する)

夜中の0:05にバスタ新宿から出発するジャムジャムエクスプレスに乗りました。
3列のゆったりシートで、横には椅子が無いので独立して座れます。
休憩は2時間ごとにSAに停まることになっていて、バスにはトイレがあるので、走行中もトイレに行けないわけではありませんが、行かないに越したことが無いので、極力水分を摂らないように気を付けます。

出発する時点からカーテンは全閉で、全くどこを走っているかがわからないまま、箱詰めされた荷物になったみたいに移動します。疲れていたのか、思いのほか乗り心地が良かったのか、ほとんどの時間を寝て過ごせました。なので、あっという間に山形に着いたという感想です。

朝6時過ぎに山形駅に着きました。定刻です。
ここから家に帰るのに、当初鈍行で行こうと思っていましたが、鈍行は8時すぎまでなかったので、7時台のつばさの特急料金が安くなるチケットを買って、大石田までつばさで移動しました。さすがに快適だし、たった30分で着きます。