メルカリの売上がちょっとたまってきたんで、ずっと気になっていたALESISのPhoton X25っていう12年くらい前に発売されたキーボードを買ってみた。
一見よくある25鍵のキーボードだけど、、、
あまり見かけない、オーディオI/Fが一体化したキーボードなのです。
同様なものだと、その昔あったm-audioのozonicとか、シンセだとnovationのUltranovaなんかがあるけど、世代的には一番古いことになるのかな?
USBは当然1.1。当時のOSはWindows XPってことを考えると、いかに古いかってことだね。
でも、Windows VistaではUSBのクラスがOS標準のものとマッチしないせいで使えなくなっていて、本体のファームウェアのアップデートが必要。ただ、アップデートさえすれば使えるらしい。
手順は簡単で、ALESISのサイトで配布されているファームウェアのパッケージに含まれているPDFの手順に従うだけ。ファームの中身を消去すると電源を入れても全く使えなくなるんで、相当焦るけど、落ち着いて手順通りにツールからアップデートされるファームをダウンロードしてやればいい。
それさえ終われば、普通に液晶も表示されるようになるし、Windows 10でも、接続すればオーディオインターフェイスとして認識されるようになる。
で、無事認識されて、最新のDAWやソフトシンセも使えるようになった。でも、オーディオのボリュームを変えるつまみのガリが結構ひどくて、そこは接点復活剤が必要そうだった。10個あるロータリーエンコーダーにも念のため復活剤を吹き付ける。
これだけで、ボリュームのガリは一切なくなったし、まだまだ現役で使えそうだ。
このキーボードの特徴は何と言っても左についているドーム状の赤外線センサー。手をかざすと、割り当てたMIDIのCCを送信できるようになって、パフォーマンスで使えるっていうもの。ALESISだとAir FXっていう製品があるけど、あれの元祖だね。何に使えるかはこれから確認するつもりだけど、アナログシンセだったらフィルターとかレゾナンスあたりかな?
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