電源ケーブルの被膜が一部剥けてしまって、中に入っている銅線(とはいっても、2本それぞれもまた被膜でおおわれてるわけだけど)が出ちゃってるというだけで格安なRTX1200を手に入れた。たしか、たまたま失効直前のヤフーのポイントが800円くらいあったからだと思う。
RTX1200って中小企業サイズ向けの業務用ルーターで、発売は10年近く前だけど、最新のファームが2016/9くらいに出ている息が長かったモデルだ。
値段は12万円以上していたはずで、なかなか個人で手が出るものではなかった。
今まで使っていたのは同じくヤマハのRT58iっていうコンシューマか小規模オフィス向けのWANが100Mbpsのモデルで、これはもっと昔に発売されたもの。
それでも、ここ2年くらいは再起動させたことがないくらい、屋根裏で40度を越えるような温度のときもあったはずなのに、すさまじい安定っぷりで動き続けていたルーター。
電源ケーブルの被膜が剥けているといっても、全長1.5mくらいあるケーブルの本体よりの一部が40cmくらい剥けているだけなんで、切断して本体内でつなぎ直せば見た目は何の問題もなくなる程度のこと。それだけで一気に安いんだから、直す気がある人にとっては超お買い得品だ。
ケーブルを切断してはんだ付けし直して、ヒシチューブで二重に絶縁して作業終了。
電源を入れて、ファームのバージョンを確認したところ、若干古めのファームのままだったんで、microSDカードにファームをダウンロードしてアップデートした。
YAMAHAのルーターは設定をコマンドで流し込めるんだけど、RT58iもRTX1200もコマンド体系は同じだから、現在の設定値を一括表示して、デフォルトからいじって現在の環境に合わせてあるところだけを抜き出してRTX1200に入力するだけで、ほぼ以降が完了してしまうのが簡単でいい。
ただ、若干、フィルターの設定などはそのままではできないんで、そこだけは調べて理解したうえで設定しないとIPマスカレードがちゃんと効かない。
さて、これでWAN側のI/Fの速度がギガになったんだけど、光インターネット接続に使っているモデムみたいなののLAN側が100Mbpsでしかないんで、いくらRTX1200に乗り換えてもインターネットから自宅のNASにアクセスするときの速度は変わってこない。そこは今後何か手を考えないといけないところだな。
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