こっちの作品は、前回、西河原公民館の多目的ホール?を使って撮影したんだけど、広すぎたこともあって見えないほうがいいものが見えてしまったり、やっつけ感が出て、作品としてはちょっと雑な仕上がりになってしまった。応募できるクオリティには遠く及んでいないと判断したので、場所をもっとコンパクトな貸しスタジオに移して撮りなおそうということになった。
で、江戸川橋にある撮影スタジオに雨の中集まっての撮影となったわけ。
コンパクトなスタジオに、パステルカラーのエリアや真っ白でメルヘンチックな窓があるエリア、さらに、真っ黒い空間に直角に交わるLEDの照明が印象的なサイバーエリアが詰め込まれている部屋を使った。踊ったりするには少々窮屈なところはあるけど、シナリオにはばっちりハマる作りをしている。
よくうまい具合にピッタリのスタジオが見つかったもんだな~と思うんだけど、時間が限られてるんで、大急ぎで、前回大きなホールでやった演技やダンスを合わせていく。今回使うカメラは、前回の河原での撮影に使えなかったDJI OSMO+。撮影担当の人とやり取りしながら、外部マイク入力のレベルのこととか、色んなことを調べて、カメラの扱いのせいで失敗することだけは避けるために入念に準備してきた。
結構早めの時間から通して撮影できるようになって、これはOKテイクが何本か録れるんじゃないかと期待したんだけど、実際に15分撮影してから分かった意外な落とし穴が発覚!
というのも、OSMO+というかカメラとして乗っかってるZenmuse x3は、SDカードがexFATだとしても4GBずつにファイルが分割されるようになっていて、かつ、分割されると、次のファイルに記録されるまで、途中3秒ほどの完全な欠損が発生してしまう。しかも、画質に対して圧縮率が悪いのか、1080pの解像度で60pのフレームレートは当然のことながら、30pもファイルが分割されてしまって、15分撮影しても分割されないのは24pだけということが実際に撮影してわかった。。。もう最悪。
しかも、外部マイクのレベルがかなり低くても簡単にクリップしてしまうオーディオ特性らしく、外部マイクのゲインも相当下げないといけないことを実際に撮影してみて初めてわかったり。
最後の10秒もないところでファイルが分割されてボツになったテイクがあったのは本当に悔しかった。
こんなことだったら、iPhoneとSmooth-Qの組み合わせでもよかったのかもしれない。
借りている時間いっぱいまで良いテイクが撮れないまま、ホントに残り時間がなくなってきて、みんなが相当焦ってきた午後6時ごろ、緊張感がピークを迎えていたときにようやくミス無しのテイクが撮れた!
さすがにみんなの口から安堵の歓声が飛び出した。
ホント長かったし、スタジオのレンタル代も安くないから、今日で撮り終えることができてホントによかった。ちなみに、この作品での自分の役割はBGM出し係。全部で5曲使ってるんだけど、使い切りの曲が3曲と、途中で止めなければならない曲が2曲。音出しのタイミングがダメでもNGなんで、ホントに緊張した。ただ、編集NGっていうルールがあるから、一発で録れちゃえば、あとはそのまま何の加工もなくアップするだけなんで、気楽といえば気楽だけど。
さて、そんな苦労をして出来上がったのがこれ。
10月に正式にコンテストにエントリーする予定。
もう1つ、OSMO+が使えずにタイムリミットが来てしまったのがこちら。(ただ、まだこの時点ではOSMO+の弱点を知り尽くしていなくて、OSMO+を使えなくてよかったとも言える)
こっちは自分が役者として出てる作品。
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