60インチの液晶保護パネル

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

息子にAQUOSの液晶を割られて、さすがにこの手間を何度もかけるわけにはいかないので、再発防止策を打つことにした。

保護パネルは厚さや加工によって値段はまちまち。13,000円くらいから、上を見たらきりがない。
AQUOSの液晶は表面が反射しにくいコーティングが施されているので、保護パネルも非光沢を選んだんだけど、スマホの保護フィルムでさえ非光沢の品質の善し悪しは激しいのに、60インチのサイズって、、、

20160623130553.jpg

通販サイトで探すと、非光沢って選択肢が全くないのね。実質一社のみ。

そこにオーダーしたんだけど、混み合ってるとかなんとかで、出荷まで10営業日かかった。ほぼ2週間。
メールで問い合わせたら「10営業日って書いてますよ。今日送るつもりだったんですけど、なにか?」みたいな返事だった。10営業日温めておいて送ってきたのかどうかはわからないけど、購入から納品まで2週間かかった。

取り付けは、L字になっているパネルを液晶の上に引っ掛けて、四隅に開けてある穴に細い付属のワイヤーを通してたすき掛けにする方式。保護している紙を剥がしたところ、なかなか反射している。
たすき掛けするワイヤーを引っ張り過ぎるとパネルがたわんでしまうので、力の加減が必要みたいだ。

20160623130923.jpg

上はこうなっている。溶かしてL字の形状にくっつけるという加工方式らしいので、接着とは違って安心なんだけど、60インチともなると重量も相当で、不安が無いわけではない。

20160623130941.jpg

LC-60US30で1350mm x 778mmとして注文したところ、そこは意図したとおりに、リモコン受光部を覆わないギリギリのところに揃うように作られていた。なので、精度は満足。

20160623131106.jpg

ただ、画質は絶望的に悪くなる。フラットな映像であればあるほど、特に白は虹色の点がギラギラとアピールしてくるようになる。元々綺麗な液晶だけに、この落差は大きい。
特に、至近距離で見ていると、映像と自分との間の空間に虹色の粒が舞っているような気にさえなってきて、頭がクラクラしてくる。
まさに、安い品質の悪いスマホ用非光沢フィルムを買ったときのアレ。
アクリルパネル自体はクラレのコモグラスという製品のようなので、安心の国産ということになるんだけど、テレビのようなきめ細かな映像を表示する画面を覆う用途は想定していない気がする。

20160623130952.jpg

ということで、保護パネルを考えているなら、光沢タイプで厚さは最低でも3mmのものを選んだほうがいいね。できれば4mmだけど、それなりにテレビも重くなるんで、3mmくらいが妥当かな。