made in China製品をより安く手に入れたいなら避けては通れないアリババ。
でも、AliExpressを利用する上で最大の壁がPaypalに対応していないということ。
どうしても、Alipayで支払うときにアリババにクレジットカードが登録されてしまう。
インドでクレジットカードを利用した場合、ほぼ100%、情報が不正に読み取られて悪用されることに繋がるとさえ言われているだけに、中国企業も同様にカード番号を預けるのは怖い。
そんなときに役立ちそうなのがプリペイドクレジットカード。
カード番号は通常のクレジットカードと同様に使えて、ただ、チャージできる上限が5万円。(VISAの場合)
万一悪用されたとしても、チャージしている額以上の損失は無いので、その時必要な額だけ、1円単位でチャージすることができる(正確には、別のリアルなクレジットカードでチャージするお金を買うということ)。
前々から気になっていたサービスだけど、どうしてもAliExpressで買うようなものもなかったから、今回話のネタついでに発行して使ってみた。
現物のカードを発行しないネットでの利用に限定したカードは発行手数料が200円。ANA提携のカードだと、リアルなカードが発行されても、手数料と送料無料のキャンペーンがあったりするみたい。
1人で5枚まで発行できるんで、用途に応じて番号を複数持つということもできる。
今回発行したのはネット専用の番号のみのタイプで、試しに3,000円をチャージしてみた。
で、早速AliExpressで4つのショップから、スマホ用のケーブルやら何やらを買って、Alipayにカード番号を登録して、支払いボタンをクリック!
当然、支払いは完了するんだけど、気になるのは残高。すぐにVISAプリペイドのサイトで確認すると、デビットカードみたいに、即座に残高に反映されていた。試してないけど、残高不足の買い物をしようとしたら決済時にエラーになるのかな?もちろん、登録したメールアドレスに利用されたことが通知されるんで、不正利用されてもすぐ気づくことができる。
ちなみに、1$=108円ほどの今日時点で、決済時に使用されたレートは112円。Paypalと似たようなマージンが乗っているみたいだ。
発行も利用も手軽だし、カード被害を防ぐ方法としては有用なんじゃないだろうか。
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