「さらば」始まりの記事がホント多いわ~
買ってみたけど合わなかったってのが多すぎなんだな。
まだこの記事を書いてるのもYoga 2 Proだし、買ってくれた人の元に送り出すまでは記事を公開する気もないんだけど、この機種の何がいけないのかを改めて書いてみたい。
もう、「Yoga2Proあるある」を書かずにはいられない!という心境。
この機種でホントに許せないのは、最大の売りのディスプレイにまつわることに集約される。(メーカー視点で)最大の売りであって、(ユーザー視点で)最大のビハインド。
黄色問題はBIOSとドライバーの更新でも許容できるレベルには到底及ばず、黄色がおかしいということだけに留まらず、他の色の発色も少なからずおかしい。というか、この機種を使っていると、自分が見ている色が本当は何色であるべきなのかがわからなくなってしまうんだな。スマホで見ると綺麗なのに、このノートで見るとよくわからない色になっちゃって「あれ?」みたいな。自分のブログに載せる写真をレタッチしてみるんだけど、全体的に赤みが強い。どうやっても赤っぽさが取れなくて、「しょうがないかな」って公開してから別のマシンで見てみると、案外普通だったりする。そんなことの繰り返し。そういう人は、ちゃんとしたキャリブレーションをやらないといけないんだろうけど。
普段見るサイトで黄色が多いのがヤフオク。もうね、ホント汚い。最大輝度でこの程度。誇張なしに。(あ、Yoga2Proで編集してるとものすごく汚い画像なんだけど、他のマシンで見たら結構許容できちゃう気がしてきた。でも、Yoga2Proで見るととっても汚いので。)
その次にイライラするのがペンタイル液晶のザラザラ感。1枚目の写真がGalaxy Note 2のカメラをマクロモードにして撮影した写真だけど、肉眼で見たのとほぼ同じに撮影できてる。新聞紙みたいなざらつきがはっきりわかるし、グラデーションの汚いこと汚いこと。全部「点の集まり」にしか見えない。直線でさえ線のエッジのギザギザがホントに目立っていて、3200x1800ドットってドットが見えないはずなのに、ペンタイルのせいでこの有様。
色域としてはsRGBで95%は出ているらしいから、コントロールできれば発色はよくなるはずなのに、これ以上改善できないっていうんだから見限るしかないよね。軽いし、早いし、ぼちぼち良いモデルだったけど。あ、キーボードは配列がおかしかったから打ちにくかったな。ENTERキーの右にキーがあるキーボードは絶対買っちゃダメだ。
さて、引き取り手が決まったからには次の機種を考えなきゃいけないわけだけど、値段とスペックでThinkpad Yogaを一時期考えてた。1TBのHDDとキャッシュに16GBのSSDが選べるっていうのと、キーボードも打ちやすそうだし。超高解像度液晶でのWindowsのデスクトップの使いにくさには辟易してたんで、FHDくらいの平凡な解像度が一番いいんだろうなってのもあった。けど、調べていくと、このTP Yogaも非常に残念なモデルだった。sRGBの色域が60%ちょっとしかなくて、相当発色の悪い液晶が使われているらしい。ほぼ同程度のスペックのT440sでさえsRGBは95%近く出力できることを考えると、この機種だけが特別みたいだ。
だからってT440sにすると平凡なノートで、何も今更Thinkpadもなかろう?っていう気持ちにもなる。ビジネスノートが欲しいわけじゃないんだよね。大昔T30pとか持ってたけど。
じゃ、もうちょっと画面がまともで安いのないの?って調べて、DELLのInspiron 15 7000シリーズがお買い得感高そうな気配。Mac Book Proを模倣したいらしいこのモデルは、Core-i7とGeForce 750M 2GB、1TB HDD、FHDタッチ液晶、8GBメモリーの構成でもクーポン使うと104,800円くらいで買えてしまう。しかも、強制的に外付けDVDドライブが付いてくる。(OSのリカバリーメディアがついてくるからなのかな?) ま、これでいっか~って思ったけど、重量級のノートだけに、2.6kgもあるわけ。実際に数冊の本を束ねて2.6kgにして持ってみると、これは何かあっても鞄に入れて運ぶのは厳しいなって思うし、アダプターもデカい。家の中の持ち運びにも向かなそうだ。さすがはDELL。重さとサイズがどうしても引っかかって受け入れられずにほかのモデルも探してみることに。
で、「もうパソコン作るのやめた宣言」のSONYってどうなん?と、今まで一度もVAIOってのを欲しくなったことが無い身でありながらVAIOを見てみると、VAIO Fitが何気にいいんでないの?しかも、型落ちになる13年秋冬のオーナーメイドモデルが結構いい。どうしてもHDDの容量は500GB以上欲しいんで、SSDよりはHDDモデルがいいわけで、そうなると14Aか15Aってことになる。
いつも参考にしているMobile Tech Reviewでも、sRGBの色域は96%くらいとのこと。(海の向こうだとVAIO Flip 15っていうのかな?)
2013秋冬モデルを選ぶと、15Aをベースに、Core-i5 4200U、液晶を2880x1620ドット、英語キーボード、1TBハイブリッドHDD、8GBメモリーでもYoga2Proを買った値段ととんとん。CPUは超低電圧のUシリーズの2コアで比べると、i5/i7の性能差はほとんどないから、無理して高い4500Uを選ぶ必要もないし、もっとケチろうと思ったら、ターボブーストが無いi3を選ぶのもありかもしれない。GPUはGeForce GT 735Mを8000円で追加できるから、H.264のエンコードならCPUが多少非力でもCUDAで補える。重量は2.2kgほどだから、こないだ父親に買ったASUSのS500CAと同じくらい。サイズが大きいからUSB 3.0も3ポートあるし、フリップでタブレットスタイルにもできる。256段階だけどN-Trigのデジタイザーペンに対応していて、オプションでデジタイザー対応の液晶パネルを選ばないといけないlenovoよりはお買い得感が高いし、なんといってもテンキーが無い!
液晶の解像度がFHDより高いところは、単純にYoga2Proより2インチ以上サイズが大きくなるところである程度吸収できるはずだから、Yoga2Proほど見づらくは無いと期待したいけど、どうなんだろうか?(仕事で24インチで1920x1200のを使ってるけど、これでもFHDより解像度が上がったらキツそうだよな)
カタログスペックではVAIOにしない理由が見当たらない感じ。15A買って、SONYに花を手向けようか、、、それとも、CPUとGPUがもうちょっとましなDELLか。
仮にSONYにするとして、SONYのアカウント登録をすれば、SONY Store初回利用者に限り3,000円オフになるクーポンがもらえるらしいのと、製品利用者登録をすればするほどソニーポイントがもらえるみたいだ。とりあえず、家にあるSONY製品をかき集めて登録しまくったところ、2,000ポイントゲットできた。これで、5,000円分値引きできるってことなのかな?
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