ブリーフケースのレストア DAY1

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熱も下がって、どうにか会社に行けるようになったから行ってはみたものの、行っただけ。血圧が低すぎて頭がフラフラして仕事にならない。。。しかも、こんなときに新たな厄介ごとの相談が来たり。考えられるか!

さて、ちょっとしか動かない頭で考えていたのはTAKEO KIKUCHIのブリーフケースのレストア方法。やはり、外観の擦れたあとと、均一じゃないテカリというかつや消し度合いを、いかに綺麗に元通りにするかが一番の悩みどころだ。

届いたときにSOFT99の革クリーナーで汚れだけは軽く拭いたんだけど、これといって汚れが取れることもなかったから、このムラは「汚れ以外の何か」という程度のことしか考えていなかった。下手に触らないほうがいいだろうし。
とにかく洗浄しよう!とネット散々調べて、レザーマスターか、車のシートのテカリを消すレザーレブのどちらかにしようと悩みまくって、他の利用価値を考えてレザーレブにほぼ決め掛けたとき、レザーレブはメラミンスポンジがセットで付いてくることが気になった。

「これって、洗っているというよりは、ある程度表面を削って汚れを落としているのでは?」と。

そこで、ケミカルの効き目を調べることから、メラミンスポンジで革を擦ったときの影響調査に切り替えて調べた結果、賛否両論があって何とも悩ましく、結局自分の目で確かめるしかないんだな、と。

で、手元にあったメラミンスポンジのかけらと、SOFT99の革クリーナーで目立たないところを擦ってみることにした。

でも、目立たないところだとホント目立たなくて分かりにくいから、思い切って広い面を試したところ、、、

この均一な仕上がり!!

調子に乗って反対側も。強く擦ったら絶対ヤバいから、そーっと撫でるように数回擦っただけ。

その結果、これが、

こうなった!

擦ったあとが消えてとても綺麗になったのと、オリジナルの光沢がある状態に戻ったということなのかな?
このままだと革にはよくないだろうから、何らかの処理は必要だろうけど、明日プレミアムディアマントが届くから、補色効果でもう少し色は濃くなるかも。

研磨するわけだから万人には勧めないけど、安く、すぐに効果が現れるのはとても助かる。若干べたついていたのも無くなって、何千円もする革用洗剤を買わないで済んだのはうれしい限りだ。
あとは、コバ処理をどうにかしたいのと、欲を言えば内装ももうちょっと綺麗にしたい。