新しい道具を使ってみて

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OGK Aeroblade IIIとGOLDWIN GSM16152を使ってみた感想をば。

まずはヘルメット。
とにかく軽いの一言。冬だから、ベンチレーションの効果や内装のタッチなど、夏場に気になりそうなところはまだわからないとして、被っていて笑っちゃうくらい軽い。ついつい首をブンブン振って、その軽さを再確認してしまうほどに軽い。

耳周りのスペースが大きく取ってあるっていうのは前の日記で書いたとおりだけど、これが災いしてか、ヘルメットの形状などからくるものなのか、風切り音がかなり凄い。いや、風切りというと高めの「ひゅーーー」っていう音だけど、そういうのじゃなくて、真正面から風を受けているときに聞こえる「ごーーーー」みたいな音がとても大きい。耳周りもかなり寒いんで、ヘルメットの外からくるというよりは、中を流れている風が耳に当たっているせいじゃないだろうか。使用初日、走り出してすぐのときに、トラックにでも追いつかれたかな?っていう錯覚を覚えたくらい、ごーーーっていう音が聞こえてくる。裏を返せば、涼しくしたい季節にはヘルメット内をよく空気が流れるということになるのかな?

シールドをFF-5から移植したピンロック非対応のものに交換しているんで、ピンロックシールドの効果はわからないけど、ノーマルのシールドに曇り止めを塗っている程度じゃ曇ってしまうみたい。標準のブレスガードが小さいから、結構息がシールドに掛かりやすいこともあるんだと思う。ブレスガードProくらい口元をがっちりカバーしたものに交換しないといけないのかもしれない。雨の日がちょっと心配。

続いてグローブ。これは値段に対して期待はずれ感がちょっとあるかな。やっぱ、手のひらにあるアンチバイブレーションみたいなクッションは無いほうがいいや。素材としてレザーを使っているのもいまいち。GSM16250みたいな素材がいいと思った。基本的には悪くないんだけど、手のひらのモコモコ感で手が小さいオレは操作が大変だし、レザーだと、熱いところを触っても溶けないメリットはあるものの、それ止まりかな。単純にGSM16250のロング&GORE-TEXバージョンっていう造りでよかった。
期待した指先の冷たさは変化なし。新品だろうと何だろうと、リアルライドシリーズは指先が冷たいっていうのが総じて言えることなのかも。インナーグローブを使ったりしないと、これ以上の暖かさは得られない模様。

ということで、ヘルメットは満足、グローブは期待はずれでも期待値以下でもなかった。