父を見送ってから浅草を散策

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

一昨日退院したばかりだけど、用事があるから、術後の検査までの間は山形に帰るっていうんで、東京駅まで送っていった。一人で行っても、ただ電車で往復するだけでつまらないんで、娘を連れて行った。喜んで付いてくるし。

朝7時半くらいに家を出て、新幹線ホームに着いたのが9時ちょうどくらい。前回山形に帰ったときよりはだいぶのんびりだったけど、始発の自由席なんて楽勝だから問題無し。待ち時間も短くて済んだし、かえってよかったかも。今日は一日中雨で、風も少し冷たかった。パーカー羽織って行っただけだったから、もう1枚着てておけばよかった。

じいさんを見送ってから、しばらく新幹線見物。200系新幹線とはやぶさの前で記念撮影。

ぱぱっと新幹線を見終えてから浅草に向かった。実は浅草って行ったことがないから、親子で初の浅草だ。
天気はあいにくの雨で、浅草駅前には人力車を引く兄ちゃんたちが必死に客捜しをしてた。ずぶ濡れだから、見ていてホントに寒い。。。

で、まずは雷門の前で記念撮影。雨だと傘の分だけ窮屈になって大変だよ。記念撮影も一苦労。

仲見世通りを通って、ようやく浅草寺へ。お香の煙を浴びて、少しは賢くなれるか?
ちゃんとお寺のお賽銭箱のところまで行ってお参りしてきたよ。後で聞いたら、娘は何もお願いしなかったみたいだけど。

時間は10時を過ぎたくらいだったんで、おやつに肉まんが食べたいっていうもんだから、茶店でもんじゃまんなるものを食べた。実はもんじゃの味って知らないから、普通の肉まんとどう違うのかわかってない二人。天気が悪いから、週末だけど客足も少なめ。

さて、今日の浅草見物のルートとしては、浅草寺、合羽橋、スカイツリー、もんじゃっていうキーワードで行くことにしてたんで、次は合羽橋の食品サンプル屋さんを目指した。店のジャンルごとにブロックに分かれているっていうざっくりしたイメージで行ったんだけど、通りを歩く限り業務用の調理器具やら食器の店ばかり。スマホで調べてようやく場所が判明したんで、浅草1丁目を目指した。

で、最初に見つけたのがまいづる本店。事前に調べたときに見ていた店だったんで、「あー、着いた着いた」って感じで中に入った。店内の写真を撮ってもいいって言ってもらえたんで(むしろいっぱい撮っていてくれっていう感じだった)、遠慮せずに撮りまくった。
うちにもままごとのカレーとかどんぶりものがあったりするけど、さすがに業務用も手がける店のサンプルのリアリティは凄いね。もうおもしろすぎ。次々に外国の人や、ここを目当てにくる人がやってくる。ただ、リアルなだけに、携帯ストラップみたいなものでも1500円くらいして、安くはない。ラーメンの実物大で8,000円弱といったところ。

ほこたてにも出たらしく、そのときに勝ったりんごのサンプルが売られていた。たしかにリアル。

せっかくだからと、妻用に2個、娘に1個、キーホルターとストラップを買った。しめて5,000円オーバー。左上のタルトは、上に乗っている削ったチョコや、ミントの葉っぱがいい。みかんもジューシーな感じがよく出てる。右上のシュークリームは、デザートブッフェなんかに行くとありがちな感じね。これは娘のチョイス。
そして、今回一番悩んで買ったのが、レンゲに乗ったエビチャーハンのキーホルダー。これは2,600円くらいなんだけど、エビのリアルさもさることながら、ご飯の粒の雰囲気、万能ネギのちりばめられ具合が絶妙だと思った。サイズも実物大だし、ほかのレンゲシリーズでは、レンゲの上に乗っている料理がミニチュアサイズになってしまっていたのに対し、これは原寸大だったところが気に入った。ミニチュアのカツとかラーメンじゃリアルさが無いもんね。

相当長い時間店にいたもんで、時間はもう昼時になっていた。ということで、昼はもんじゃ。娘ももんじゃを楽しみにしてたんで、またスマホで地図を見て、駅近くのマウンテンっていう店に入った。1Fが喫茶で、2Fがもんじゃっていうお店。よくわからなかったんで、娘はチーズもんじゃ、オレは五目もんじゃを頼んだ。焼き方を教えてもらいながら食べたんだけど、周りのお客さんたちの食べ方を見てると全然違う、、、ネットで調べたときには、具を炒めながらへらで細かく切るって書いてあったのに、お店のおばちゃんはただ野菜炒めみたいにそのまま焼いてくれて、ちょっと思ってたのと違うな~って感じながら食べた。ソース味の食べ物っていうイメージだったんだけど、これも、おばちゃんは特にソースを足すわけでもなく、そのまま焼いてたんで、食べる人が好きなようにアレンジして自由に食べるものなんだろな。次に食べる機会があったら、ちゃんと具を細かくして、ソース味で食べてみよっと。

食事と言うにはちょっと物足りない感じだったけど、ちゃんとお店でもんじゃを食べるのが初めてだった娘は満足だったみたいなんで、結果オーライかな。
ということで、次は最後のキーワード、スカイツリー。実は、スカイツリーなんてすぐ近くなんだから、見たくなくても目に入るだろって思ってたんだよね。でも、逆に近すぎて、建物の陰になって見えないことに現地で気づいた。

おみやげに人形焼きを買ったとき、お店の人に聞いたら、浅草駅がある側じゃなくて、道を渡った反対側からじゃないと見えないんだそうだ。なるほど!
しかーし、天気が悪くてガスってたからか、展望台までしか見えないという落ち。こんなすぐ下にいるってのに、どういうことよ?

虚しい写真を撮ってから浅草を後にした。
上野駅を通過するときに、「岩手のもの」っていう復興イベントをやっていた。そこにいた三陸鉄道のマスコット「さんりくくん」に娘が興味を持ったみたいで、一目散に着ぐるみの元へ。かわいいい!っていうんだけど、子供の感覚はよくわからんね。

ほどよく疲れて眠くなったけど、最後までがんばって稲城まで帰ってきた。今度は天気がいいときにまた行きたいね。
浅草をふらついている間に父は山形の実家に着いてたらしい。新幹線って早いな、ホント。

昨日から熱を出している息子は解熱剤のおかげで元気だったんだけど、夜は口にする物をことごとく戻してしまって大変そうだった。かわいそうに。