このブログにたどり着くまでの検索フレーズを見ていたところ、意外にT40とWindows7の組み合わせが多いことが分かったんで、それならばと、妻のT40にWindows 7 RTMをインストールしてみた。なお、このマシンのスペックはこちら。PenM 1.6GHzでメモリは2GB、ビデオはMobility Radeon 9000 32MBという仕様。無線LANは標準の11ABタイプからBroadcomの11ABGに交換してある。
試すにあたって、普段使っているWinXPのHDDは引っこ抜いて、空っぽの30GBに入れ替えてクリーンインストールした。
DVDからHDDにOSを展開し終わるまで15分弱、日本語のMUIまで全部インストールし終わるのに40分くらいかかった。特にトラブルもなく、すんなり終了。インストール完了時のデバイスマネージャは不明なデバイス無しで、ここは何ら問題なし。ボリュームを上下するためのボタンも機能していた。
エクスペリエンスインデックスを計測してみたところ、やはりビデオが最大のネックで、当然ながらエアロは無効。スコアは1.0から7.9の範囲で表示されるところ、このマシンではビデオの数値1.0がスコアになってしまった。やはり、エアロが有効ではないと、新しいタスクバーなどの便利な機能が使えなくてちょっと寂しい画面。
ビデオに次いでCPUが低いんだけど、2.9だったら十分普通に操作できる。メモリに余裕があるからストレスは感じない。
タスクマネージャではこんな感じ。OSのみインストール時の使用メモリは430MBほどで、メモリが1GBしか無かったとしても十分だというのがわかる。
というわけで、PenM 1.6GHzでもx86版のWindows 7は快適に動作するし、T40ではデバイスも含めて移行時に何ら問題が無いことはわかった。このT40では、無線LANカードをBroadcomの11gのものに交換しているものの、WinXPではドライバが別途必要だったのが、Windows 7では標準で用意されていて、かつ、Microsoft Updateで更新までされるのは安心できた。
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