平湯キャンプツーリング1日目

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朝5時に目覚ましをセットして、6時過ぎに予定通り出発した。出発直前は雨の気配が無かったんで安心してたんだけど、いざ部屋を出ると雨が既にポツリポツリ。マズいな~とは思ったけど、行く行かないの決定は同僚の家に着いてからでいいか、、、と、とりあえず向かってみた。

これが最終的なパッキングの出来。全部タフザックに詰め込んで11kgほどをキャリアに全部乗っけてしまった。正直どこまで持つか不安だけど、分散させる方法が考えつかなかったんで、ひとまずこれで。

今日の積載sりょう

小雨の都内を抜けて、途中、降ったり止んだりの関越を走り、上信越道に入って甘楽PAで2度目の休憩。もうこの頃には完全に天気は晴れで、中止にしなくてよかったー!って感じ。下仁田ICで下りてR254で松本に向かうことに。

甘楽PAにて

こんにゃく芋畑とネギ畑が続く下仁田で最初の給油をして、コスモス街道を過ぎて、三才山有料トンネルを通って松本へ。ここまではとっても快調なペースで、松本着が12:30頃だった。ひとまず松本の駅近くで食事にすることにして、ぱっと目についたクアトロ・ガッツというレストランに入った。
ここ最近、あまり量が食べられないんで、少ないだろうと値段の安いランチ「若鶏の皮パリグリル」を選んだものの、これが結構多い。デカい鶏肉が2枚も。皮がホントにパリパリしていて、盛りつけも綺麗だったし味もとってもよくて、お店の人の接客といい、かなり当たりの店だった。ライスもパンもおかわり自由なんで、相当腹を空かせて入っても満足できそうな店だった。

若鶏の皮パリグリル

店を出てからR158に入って高山方面へ。平湯温泉までは45kmくらい。R158一本で着くからマップル要らずだ。さすがに連休の二日目、交通量が多いし、反対車線は帰りの車で渋滞気味。途中、同僚が眠くてしょうがないっていうんで、奈川渡ダムで休憩。とーっても天気がいい。でも、まだ山に来たなーってほど涼しいわけじゃない。

奈川渡ダム

眠気も覚めたところで、ラストスパート。温泉街を過ぎてから、上高地と高山の分岐点を通過し、安房トンネルの入り口で600円の値段を見てビビる。とりあえず、有料トンネルはやめて、山を登るR158を通ることにした。けど、もの凄い急な坂とハイカーの駐車やら、暴走するスーパー7軍団(思い切りアウトに膨らんできてるくせにクラクション鳴らす横柄なおじちゃんたち)やらでただただ怖いだけで、これは600円の価値はあるな~と思った。どうにか山を下って、今日の目的地平湯キャンプ場に到着。ほんのり湯ノ花のニオイがする、いかにも温泉に来たなっていう気分になれる場所だ。
キャンプ場の事務所で手続きをして、混みまくっているフリーサイトの中からどうにか空きを見つけて設営を開始。
テントを張り終えたところ
買うだけ買って、今日初めて袋から出すものだらけだったけど、テントも15分ほどで張れた。素人でもすぐに張れるようにうまく作られてるんだなーと感心した。キャンプ場のホームページでは、焚き火はオッケーって書いてあったけど、焚き火する五徳が場内に設置済みだということは書かれていなかったんで、同僚はコンパクトな火鉢と炭を持ってきていた。知っていたら、現地で薪を買うだけで済んで楽だったのに。

走っている途中から、後ろでキコキコと音が聞こえてきてたんで、キャリアが緩んでるか、荷物を載せているベニヤ板がキャリアと擦れてるんだろうとは思っていたけど、やっぱりネジがいくつか緩んでいて、ひどいものは手で回せるくらい緩んでいた。けど、こんなときに限って工具は持ってきてなくて、車載にもサイズが合うレンチが入っていない。帰り道は荷物をタンデムシート側にも分散させて負担を減らすようにしないと。

その後、落ち着いてから買い出しに行ったんだけど、この近辺で食材などを買えるのは、キャンプ場の事務所で極簡単なインスタント食品やお菓子、ガソリンスタンドのミニショップで飲み物やお菓子、カップ麺など、温泉街の店でお土産として売られている飛騨牛など。スーパーはキャンプ場から車で15分くらいの場所にコープがあるらしく、ただし、午後6時までなんだとか。ということで、この日の晩のためにお好み焼きの粉は持ってきていたものの、キャベツは調達できずじまい。。。豚肉も無し。

一旦キャンプ場に戻ってから、徒歩でひらゆの森に風呂に入りに行った。500円で入れる日帰り温泉としては設備はまぁまぁで、湯ノ花が浮いて濁っているっていうだけで、何か得した気分だ。でも、お湯はかなりぬるくて、そこは物足りなさを感じたかな。ここのお土産売り場は充実していたけど、期待していた地ビールは店で食事をしないと飲めないようだった。
温泉から出てキャンプ場に戻る途中の掲示板の表示で気温15度。事務所で缶ビールを買っていよいよ夕食だ。同僚はナポリタン、オレは具無しお好み焼きを。ジェットボイルで茹でたナポリタンはかなりいけた。キャンプ慣れしてるなーって感じ。

炭火で奮闘中

食事とビールで結構腹一杯だったんだけど、更に炭火でBBQ。この日のために買ったらしいドイツ製の組み立て式の焼き網グリリプット(grilliput)を使って、さっき買い込んできた飛騨牛の串や野菜を焼いた。炭火で焼いた飛騨牛は外が香ばしくて中はジューシー激うまだった。

飛騨牛串

結構長い時間食べていて、周りのテントがどんどん火を消す中、10時すぎまで飲み食いしてたと思う。気温が何度だったかはわからないけど、半ズボンでなんて絶対無理で、ジーパンとバイクのジャケットを羽織っても寒い。もうガタガタとふるえが止まらない状況だったんで、10時半くらいに就寝。初めての外での寝袋は激寒。ジーパンは履いたままで、上半身はTシャツだったんだけど、肩口が冷えて寒い寒い。インフレータブルマットは膨らんでくれず(実はバルブをゆるめていなかったという落ち)、枕になるはずのマットの袋はいざ膨らませてみるとふわふわしすぎていて据わりが悪い。しょうがないんで、着替えを枕代わりにして、顔の上にはライダースジャケットを掛けて寝た。それでも、マットの薄さで眠いが浅くて、夜中に何度も目が覚めた。