ドカとKTMでも試乗しようと思ってたんだけど、部屋を出たら雨がパラついてきたんで中止。代わりに、妻達と一緒に妻の実家に行くことにした。出先で妻が買い物をしている間に本屋で立ち読みしてたんだけど、今月のClubmanに興味深い記事が出ていた。
何でも、この7月以降に交付される新しい自動車の騒音規制の数値によっては、多くの輸入車と国産逆輸入車は日本から姿を消すことになるだろうというもの。何それ!?と寝耳に水だったんで、この記事だけは隅々まで読んじゃった。排ガス規制に関しては、現存のバイクの多くがクリアできるところだろうけど、騒音規制は相当厳しいものになりそうだ。
この記事の元となっているのは、道路運送車両法施行規則等関係規則(自動車騒音関係)の一部改正に係るパブリックコメントの募集についてだろう。輸入車の多くが国産のバイクよりも五月蠅いことからも、元々日本の騒音基準は世界的に厳しいもので、それに更に強力な規制を行おうというものらしい。今の基準は近接排気音量測定が94dBだったと思ったけど、新しい基準の原案は通常走行で72dB、加速時で73dBという数値。パブリックコメント自体は今年の1月一杯で締め切られているんで、今となっては結論を待つしかないわけなんだけど、間違ってこのままの数値で適用されたりしたら、大型バイクの大部分が道から消えちゃうんじゃないだろうか。ハーレー売りたさに日本に圧力を掛けてきたとさえ言われているアメ車だって、この法律が施行されちゃったら全滅だ。。。72dBって想像つかないけど、電車の車内よりもだいぶ静からしい。
確かに五月蠅いのはよろしくないけど、産業や経済に与える影響も少なくないだろう。そもそも、エンジンむき出しのバイクに対して、加速時の騒音が四輪よりも遙かに厳しいのはどういうことなのか。今更73dBまでしかダメって。。。
一体どうなるんだろ。試乗して歩いても、いざ買うときになったらもうダメってこともあるんだろうか。
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