大型教習九日目

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いよいよ検定。コース発表が11:50なんで、11:30を目指して家を出た。いつも通りに矢野口から多摩川沿いの道に入ったら、京王線の橋をくぐったところでもう渋滞。しょうがないんで、府中街道に退避したんだけど、稲田堤のあたりで府中街道に出て、菅馬場まで走ったところで雨がパラパラと降り始め。。。みるみる勢いが増して、世田谷街道を目前にして土砂降り。さい先悪いな~と思いながらも、勢いでたどり着ける気配もなかったんで、無理しないでカッパを着た。が、教習所に着く頃にはだいぶ小降りになっていて、一番付いてないときに走ってたみたい。 教習所に着いた時には既に11:50を回っていて、今日のコースが発表になっていた。今日は2コース。雨上がりということもあって、急制動は14mが適用された。12:20にコース内の小屋に集まって説明を聞いた。ウォーミングアップでコース外周を2周半して13時ちょうどまで休憩。今日の検定は中型が2人、大型は、Vmaxに乗りたいと話していた女性とオレの2人の計4人だった。
コースの注意点などの説明を聞いて、外周2周半のウォーミングアップ後、中型の1番の人から順に始まった。さすがに徐々に緊張が高まってきて、3番目、いよいよ自分の番だ。コース自体に不安は無かったものの、一番不安だったのはスラローム。こればかりは、全く練習しないで一発目からスムーズに走る自身が無かった。(いつも、リアのバンパーが当たるんじゃないかと後ろばかりが気になる) 急制動も不安だったけど、路面が完全にドライになっていたのに14mが適用されていたので、普通に止まるだけでクリアできるし楽勝と踏んでいた。二輪コースから四輪コースに入って、急制動は全く問題無くクリア。二輪コースに戻って、坂道、踏切、クランク、S字とこなし、まぁ、どうにかなるかな...と、平均台と波状路をクリアし、最後の特別課題スラロームに進入。パイロン2つ目まではクリアできたものの、何かが変だ...

全然リズムに乗れていないばかりか、どんどん次のパイロンが近寄ってきて、アクセルを開けることができなくなった。ヤバい!と思ったものの、惰性でどうにかクリアすれば合格できるはず!と、リカバーを計ったけど間に合わず、見事にパイロンに激突。。。発着点まで残り100mも無いというところで不合格が確定した。

発着点に戻って、ゼッケンを返しに行った。さすがに凹みまくってたんで、教官の詰め所(?)で昼食を摂っていた教官に「暗いなー」と言われ、「最後のスラロームでパイロンに当てちゃいました」と言うと、何とも気の毒に。。。って感じのリアクションだった。いやー、何とも情けない。終始緊張しながら走っていたものの、スラローム以外は緊張したままでもどうにかできていて、あればかりは体がガチガチじゃ全然ダメだった。

合格発表は14:20からで、それまで、今日検定を受けた人達と雑談して過ごした。少なくともオレだけは不合格が確定してるんで、何とも惨めな気分だ。時間になって、順に悪かった点と共に結果が発表された。オレは当然不合格。ぶつけた以外で悪かった点は、平均台と波状路で時間が足りなかったらしい。それぞれ5点と10点だったんで、それ以外では減点なし。スラロームが遅かったとしても、抜けられさえすれば余裕で合格でいたはずだけど、「たら、れば」の話をしてもしゃーない。一発検定中止という、絶対やってはいけないことをやってしまったわけなんで。
一人だけ先に部屋から出され、検定不合格後の補習の申し込みをした。通常の教習と違ってなかなか時間が取れないもんで、6/14の12時からになった。目指すのは6/16(土)の卒検だ。ちなみに、補習も追加費用不要。検定費用の6,300円だけが延々かかるという仕組みだ。(ちょっと安心した) もうこうなったら、自分の限界がこの程度だと割り切って、気楽に回数をこなすしかないだろな。

帰り際、バイクに乗ろうとしていると、合格発表を終えた教官が教室から出てきて、スラロームでマズかった点を教えてくれた。そもそも進入速度が速かったらしい。後ろから見ていて「速いな」と思ったとか。ただ、走っている途中でしっかり後ろブレーキを効かせて速度を落とせていれば、十分にクリアできたはずだとアドバイスをもらった。速度をいつもどおりにやれば、練習でも一度もぶつけたことが無いパイロンに当てることなくクリアできたことは当然だけど、仮にちょっと速かったとしても、マシンコントロールができていれば当てないで済んだはずだ。そこまで体が動かなかったのは事実なんで、次の補修は特別課題重視で練習させてもらうことにしよう。