Uzuには全く反応しなかったんで、色々調べたところNERO7のmediahomeならLAN再生できるとのこと。早速試用版で挑戦してみた。
初期設定後にNERO mediahomeを起動すると、UPnPデバイスが見つかったとPCのタスクバーに通知されてくるところがUzuとは全然違うところ。で、REGZAの電源を入れてメニューからLAN再生を選ぶと、こんな感じでNEROがデバイスとして現れる。
NEROを選んでからビデオフォルダの全リスト表示すると、こんな感じの選択画面になる。左に小さくプレビューも表示され(リアルタイムトランスコードで流れてくるまでしばらく時間がかかる)、選択すれば全画面表示で再生できる。初めて見たときはすげー完動した。
オリジナルのファイル形式は特に関係なくて、リアルタイムにMPEGで流してくれるんで、特別なことは不要みたいだ。が、問題は、デジタルオーディオ出力から音が出ないらしく、LAN再生すると音声は本体のスピーカーからしか出ないんだな。てっきり、元ファイルの音声フォーマットがよっぽど特殊なんだと思ったけど、チューナーでテレビを録画したMPEGファイルでさえ音が出ないから、もしかして...と本体のボリュームを上げたら音が出た。ガッカリ。
でも、さすがにこれだけ大きな画面だと、元のファイルが720x480くらいで録画されてても汚くて悲しくなるよ。AVLP2経由だったらデジタルオーディオ出力から音が出るし、フォルダの階層も認識できるから、使い勝手ではまだまだ外付けのメディアプレーヤーの方が上に思えるな。
なんてことを、2年半くらい前に書いたんだけど、もうじきWindows 7がRTMされる予定で、Windows 7に搭載されるMedia Centerを使えば、Nero MediaHomeだとかWinDVD Media Centerを使うことなく、リアルタイムにMPEG2にトランスコードしてくれる。
(追記1)単なるファイルサーバーみたいにしか振る舞わない既存の製品とは違って、クライアントがどういうフォーマットを認識できるかを判断しながらメディアを共有できるWindows7のDLNAサーバーはREGZAをはじめとする既存のDLNAクライアントを最大限に活用できるようになるはず。
(追記2)その後、Windows 7 RTMがリリースされたんで、試してみたときの日記はここを参照されたし。結論からいうと、Windows 7のDLNAは、接続するクライアントやそのバージョンによって挙動が変わるようだ。うちのようにREGZA Z2000しか接続しない環境の場合、必ずMPEG2にトランスコードするように動いてくれれば事足りるんだけど、そういうカスタム設定ができないので、Windows 7が自動でやってくれる処理に任せざるを得ないわけだ。その結果、見られるものと見られないものが出てしまう、、、と。
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