ヤフオクで落札した玄人指向のGeForce6200のビデオカードが届いたんで、早速会社のDELLに取り付けてみた。あくまで低スペックなマシンでどこまでVistaの機能を快適に使うことができるのかを知りたいだけなんで、とにかく遅いマシンで使うのが一連のテストの目的だ。
メモリのバス幅が64bitと少ないところが気になっていたものの、256MBと十分に大きなビデオメモリのおかげもあってか、ドライバをインストールしたらちゃんとAeroが有効になっていた。下はタスク切り替えの「クルクル」の様子。特にメモリ使用量が増えることはなく、Outlook2007を起動した状態で400MBほどとなっている。
これまで、グラフィックのスコアが足を引っ張って、Vistaのスコアは1.0と最低ラインだったのが、今回の投資(約6,500円)で1.5まで上がった。グラフィックに関しては一気に4.0まで上昇し、どうにもならないCPUの部分以外は通常利用では全く問題ないだろうというところまで来ている。体感的にはアプリケーションの起動の遅さや日本語入力時の変換のもたつきが気になるけど、これはメモリを1GBくらいまで増設すれば解消される可能性が高い。
そんなわけで、P3-1GHzのマシンでも、安い投資でVistaが普通に使えることがわかってきた。ReadyBoostを試せていないのがちょっと心残りだけど、いつかUSB2.0のボードを入手したら確認しようと思う。
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