Outlook 2007 B2TRでDTM Magazineのフィードを購読してるんだけど、今日の新着記事で、物理モデリング音源もここまで来たかという製品が出たのを知った。Pianoteqという製品で、驚くのはインストールサイズがたったの8MBというところ。現在主流のPC用ピアノ音源は、パソコンの物理メモリの多さにものを言わせて、4GBのメモリがあれば快適動作のIvoryみたいな製品や、SteinbergのThe Grand2もそれに近いけど、ベロシティごとに3レイヤー以上の波形をサンプリングして鳴らすものばかり。当然、どれだけ元のサンプルの録音に手間をかけたかが音に関わってくるわけだけど、なんかローテクな感じは否めなかった。基本的に録音した音しか出ないわけだし。
それがとうとう完全にピアノの音の鳴り方を演算だけで再現できる時代が来ちゃった。デモ曲はたくさんあったけど、どれも元のMP3のボリュームが小さくて、かつノイズが多いもんだから全然いい音には聞こえないんだけど、実際の音が聞きたければ45日間試せるデモがある。こうなっちゃうと、子供のピアノの練習はコンピュータで。。。なんて時代も近いな。いや、大容量のROMを積まなくてよくなる分だけ、演奏に特化した高速なコンピュータを積んだ電子ピアノが安い値段で出てくる日も来る?
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