家族でAudiへ

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 娘を連れて公園に行ってから家族で横濱屋でラーメンを食べ、さて、今日は何をしようか?ということになったんで、調布のヤナセAudiに行ってみた。
 今日の目的は、allroad quattroに乗ること。店に着いてみると、先週とは車の配置が変わっていて、allroadやらRS6が道路沿いの目立つ位置に変わっていた。一瞬無くなったかと思ったけど、まだ残っていてちょっと安心。今日対応してくれたのはアプルーブドの課長さんで、試乗も可能とのこと。チャイルドシートを取り付けて家族で乗っていいとのことだったんで、自分で運転する以外に妻にも乗ってもらうことにした。
RS6とallroad quattro

 車幅1850mmと、これまで試乗した中ではトゥアレグの次に車幅がある。乗ってみると、このクラスの車で右ハンドルだと左側の車幅感覚が難しくて、左ハンドルがベストだな~と感じる。このエンジンは2500rpmあたりからターボが効いてくるとのことだったんで、試しにグイッと踏んでみると、確かに2500rpmあたりからドカーンと加速する。なかなかいい感じだ。それでも車内はとても静かで、後部座席もゆったりしている。家族にはまぁまぁ好評みたいだった。標準のレカロもシートメモリー付きで家族で共有するには便利。電動だったらシートメモリーが付いてないと電気で動く意味が無いし。
 難点を挙げるとすれば、A6とは違ってフロントにはカップホルダーが1個しか無いことと、後部座席のチャイルドロックが運転席で操作するスイッチではなく、リアドアについている隠しスイッチで操作しなくちゃいけないこと。(しかもドライバーで回すような原始的なもの) あとは、誰でも知っていることだけど、標準装備のMMS(ナビ)が古くて役に立たないことと、試乗した車にはオプションのサンルーフが付いていなかったことくらいか。あと、エアサスの車高調整もやってもらったけど、車高を上げているときに苦しそうな音を出しながらのんびりと上がっていくのは耐久性に不安をを感じた。(きっと大丈夫なんだと信じたいけど) 試乗した車両の走行距離はたった16,000kmくらいだったけど、割と雑に扱われた形跡があって、右後ろのオーバーフェンダーが凹んでいたり(これは納車時に交換されるとか)、車内の随所に擦った跡がたくさん見受けられた。Audi調布では、全国のヤナセAudiから距離の少ない車両を中心に集めているという話だったけど、距離が短ければいいのか?という疑問は少々残った。試乗できたのはとっても役に立ったけど、この車両が欲しいかというと、これだけは勘弁という内容だ。距離がもっと多いとしても、もっと程度のいいモノでお願いします、って感じ。
 試乗を終えてからショールームに案内され、飲み物を頂いた。なんだか商談みたいな空気になったんで身構えてしまったけど、あくまで1つの候補として検討しますということで話をさせてもらった。allroad quattro以外に、2003年のA6 2.7T quattroもあった。オプションのレカロスポーツシート(前後にRECAROのロゴ入りでシートヒーターも当然付く。ただし、シートメモリーが無くなる)とガラスサンルーフが付いて412万。allroadとエンジンは同じなんでスポーティなモデルだし、内装の程度も上々。値段も80万くらい安くて、こっちのほうが魅力的な気もした。ただし、ルックスはどう考えてもallroadの方が迫力があるという点では妻と同じ意見だし、シートメモリーが無いのも微妙。(タマが多いのと需要から、リセールが安いことも強調された) そんなこともあって、これもあくまで1つの候補にさせてもらうことにした。
 S6の在庫についても聞いてみたけど、ヤナセAudiには1台しか無い模様。ただ、サスペンションがかなり固いらしく、家族で共有するには不満が出るかもしれないとのこと。まぁ、今まで乗っていた車が車なんで、大概の固さでは不満は出ないんで問題ないとは思うけど…S6についても、入庫したら連絡をもらえるようお願いしてきた。運転席の位置だけは後から解消できるものではないんで、やっぱり左が選べるなら左ハンドルにしたいというのが本音だ。右ハンドルだと左が見づらいし、やっぱり左足が窮屈に感じた。常にセンタートンネルに膝がくっついた感じで不快だし。
 ということで、2.7Lツインターボの性能は十分に実感できたものの、左ハンドルへの未練は残った形の試乗となった。allroadにするかS6に拘って探すか、まだまだ悩みは続きそうだ…
A6 2.7T フロントシートA6 2.7T リアシート