親戚めぐり -タダ飯の旅-

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

 父と家族3人とで都内の親戚を訪ねることにした。近い順に大田区(綱島のあたり)の父の義理叔母の家、次に墨田区の祖父の弟の家へ。大田区まではそれほど遠く無いけど、土曜日だし、早く着くことはないだろうと早めに出たつもりだった。けど、着いたら既に11時。当然お昼をご馳走になってしまう流れになるわけだ。昼からビールを出され(運転するからオレは飲まなかったけど)、それからおばさんは近所の寿司屋まで寿司を買いに行ってくれた。
 2時過ぎまで居て、それから次の親戚へ。中原街道から荏原ランプへ向かい、首都高へ。浅草のあたりで降りて、よくわからない細い道を通って酒屋を営む親戚へ。5歳のときに一度行った記憶はあって、実に30年振りにお邪魔した。建て替えてないから昔のままだった。このとき時間は4時前。全然晩飯という時間ではなかったものの、話をしているうちに当然夕飯の時間になってしまうわけで、近所の蕎麦屋に出前を頼むことになった。父は親子丼、私と妻は野菜きしめん(タンメンのスープにきしめんが入ってる創作風?)をご馳走になった。娘は昼からずっと食べ通しで、普段は食べさせて貰えないようなお菓子をひたすら食べまくっていた。どう考えても満腹に違いないはずなのに、あればあるだけ食べちゃう。大人はそれぞれ一品ずつ頼んだけど、さすがに娘まで一品ということはなくて、妻が頼んだきしめんを食べたりしていた。
 食事も終わって飲み会になってしまったんだけど、父はいいとして、オレが飲むのか妻が飲むのかという話になって、結局オレが飲むことに。最初は瓶ビールから始まって、次はとっておきという日本酒(金箔入りの沖正宗)。金箔は味に関係ないので、まぁいいとして、沖正宗はとても飲みやすくてスイスイいけちゃう。このところ味も素っ気もない焼酎ばかり飲んでいたこともあって、薦められるままにぐいぐい飲んでしまい、コップに5杯くらい飲んだだろうか。さすがにいつもの眠気がやってきてギブアップ。時間も21時半くらいになっていたんで、娘が寝る時間のこともあったのでお開きとなった。
 帰りは錦糸町から首都高に乗った方がいいよと教えられたものの、オレは錦糸町で乗るのも見届けないで寝てしまったらしい。起きたら着いてた。それにしても、もらったおみやげの多いこと多いこと。もしも正月に行ったら、もっと凄いお酒が飲めるらしい。正月も父が来る予定なんで、もしかすると?
金箔入り沖正宗